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ボージョレ・ヌーヴォ2017 現地レポート「生育編」

作柄情報2017-09-04 mottox

こんにちは!
マーケティング部ブルゴーニュ担当の福井です。
 
例年夏の盛りの時期にアップしております「ボージョレ・ヌーヴォ現地レポート」
今年も生産者から届いた現地情報をお届け致します!
 
今回はその第一弾、「生育編」をお届け致します。
今年も昨年に引き続きフランスから春や初夏に冷害や雹害のニュースが聞こえてきましたが、ボージョレ地区ではブドウの生育はどのようになっているのでしょうか。

※※2017年のボージョレ・ヌーヴォ解禁日は11/16(木)です※※

 

①ジャン・ド・ロレール

毎年その高いコストパフォーマンスで人気のモトックス定番ヌーヴォ、ジャン・ド・ロレール。

まずは8月中旬の畑の様子を見てみましょう!

ジャン・ド・ロレールジャン・ド・ロレール2

既にしっかりと色付いたブドウが出来ています。

7月31日にブルゴーニュ地方で激しい雷雨がありましたが、ボージョレとボージョレ・ヴィラージュの地区は被害を受けずに済みました。
7月25日からブドウの色づき(ヴェレゾン)が始まり、8月現在はご覧のようにしっかりと色付いたブドウが順調に育っています。
8月は気温が高く、糖度が順調に上がっていて2009年に似た仕上がりになると予想されます。
ブドウの重量は全体的に例年よりも軽く、収穫量としては直近5年間の中では少ない方になると予想しています。今現在のブドウの状態は理想的で、収穫時に雨が降らなければ、量は少なめですがとても質の良いブドウが収穫できる!と期待しています。
今年の収穫は9月1日に開始する予定です。

 

②テール・セクレット

珍しい「白のヌーヴォ」、テール・セクレット社のマコン・ヌーヴォ。

こちらも冷害などの被害はなく、とても順調に生育が進んでいるようです。

テールテール2

 

6月の気温は非常に高く、35~38℃に達するほどでした。そのためブドウの実は急速に大きくなっていきました。7月中旬には畑全体のブドウの房が健康に成長しましたが、開花期の高気温の影響で一部の房でミルランダージュ(結実不良)も見受けられました。7月の終わりにはブドウが色づき始め、8月の恵まれた天候の恩恵を受けてブドウは健全に成長しました。
非常に素晴らしい天候の推移により、ブドウの成長が早く、既に十分なアルコール度数が得られる状態です。収穫も例年より早く始めることにし、マコンは8月下旬から収穫を始める予定です。

こちらも良いヌーヴォが期待できそうです!!

 

③ドメーヌ:デュ・ヴィスー

 毎年素晴らしいワインを造り続けているボージョレ屈指の銘醸ドメーヌ、「ドメーヌ・デュ・ヴィスー」。そのボージョレの概念を覆すようなフィネス溢れるスタイルに、毎年驚かされております。

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ヴィスーの畑は春先の霜と7月の雹の被害にあってしまいました。そのため全体的な収穫量は減る見込みです。ただ、近隣のドメーヌはヴィスーよりもさらに大きな被害を受けているところが多く、ヴィスーの畑でも恵まれた状況と言えます。

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さて、畑の状況ですが、5月に入ってから雹害があった日を除くと、とても乾燥した暑い日が続きました。そのため病気が蔓延することなく、非常に順調にブドウの生育が進んでおります。収穫は例年より早く行う予定で、8月最終週の収穫を予定しています!ブドウは非常に良い状態なので、今から収穫が楽しみでわくわくしています。

今年は凝縮した素晴らしい味わいになるだろうと予想しております!ぜひお楽しみに!!

 

④ドメーヌ・リュエ

家族経営で高品質なボージョレを造るドメーヌ・リュエ。彼らのヌーヴォは実はクリュ・ボージョレと呼ばれる上級の区画のブドウを使っている贅沢なものなんです。通常のヌーヴォとは一味違う品質のヌーヴォを造る生産者。今年の状況はどうでしょう。

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昨冬の寒さが影響したのか、春先に霜の被害がありました。ただ、2016年の収穫が終わった後に、畑の手入れを徹底して行っていたため、霜のダメージを最小限に抑えることができました。
他のボージョレの畑同様に、春は暑く乾燥していたため、初夏には開花が始まり生育は早く順調に進みました。衛生状態も素晴らしく、ブドウの粒の大きさは均一に膨らんでいます。果皮はとても厚く、果汁は比較的少なめ。

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色合いが濃く、果実感、凝縮感に富むヌーヴォが出来るヴィンテージになると予想しています。今年のヌーヴォもご期待くださいね!!

⑤ポール・ボーデ

次はワンランク上の新酒、ヴィラージュもののヌーヴォとして人気のポール・ボーデです。

2017年は十分に寒い冬から始まり、春は少し例年に比べ冷涼でしたが、6月からは日照量も申し分なくブドウの樹も健康に成長しました。今年は春の雨が少なく、収量的には減少しますが、ブドウの品質は非常に素晴らしく、2017年は疑いもなく素晴らしいヴィンテージとなりそうです。収穫は昨年より3週間早い8月28日からスタートしました。2015年が8月24日から収穫が始まったので、2017年ヴィンテージはきっと2015年と同じくらい、もしくはそれよりも素晴らしいヴィンテージになることでしょう!

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一部霜や雹の被害を受けた生産者もおりましたが、幸運なことにどの生産者も大きな被害からは免れた様子です。このまま順調に収穫へ進み素晴らしいワインになってくれるのを祈るばかり。
今年のヌーヴォも楽しみですね。
 
生育編は以上となります。
11/16(木)の解禁日をお楽しみに!