mottox 公式ブログ

企業ニュースをはじめ、様々な情報をお届けします。

もっと!ワイン
モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「MOT!WINE」

2013年3月

『ドイツ訪問記Vol.1 ~テッシュ編~』

現地情報2013-03-28

東京営業部の中塚です。

ドイツからお送りします。

今日はマインツにあるテッシュに訪問しました。

テッシュはリースリングを初めて全て辛口で造った生産者です。

もともと微生物学者だった当主のマーティン テッシュ氏はワインの醸造に関する知識も仕組みがよく分かったそうです。

食事に甘みを求めないのが信条で辛いリースリングだけしか造らないと決めたそうです。

そんな人はドイツでは珍しく周りの人には心配されたそうですが、見事に成功!!

食にこだわる人だからこそ、リースリングにもこだわり抜いてます。

ノーイースト、ノー オーク、ノーコルク、ノーシュガーが彼のこだわりです。

ちょっと難しい言葉もありましたけど人工的な酵母は使わず(これは使うのが普通で悪いことではありません、念のため)、樽熟成せずピュアな果実味を大切にして、コルクじゃなくてスクリューキャップ、甘口じゃなくて辛口で造るという意味です。

ワイナリーとしては珍しく理系で一つ一つへのこだわりがすごい生産者でした。

全て理論的で、私はこんな生産者が大好きです。

ものすごい勉強になる生産者でした。お会い出来て感動しました!

ちなみにデュッセルドルフから新幹線のような電車ではるばる2時間かけてマインツまでやってきて乗り換え、20分。

遠い旅でした。でもライン川を眺めながらの電車の旅は最高です!

あ、旅と言っても仕事ですからね。

現地情報第一弾でした!

マリアージュを検証する会 ~代表的な家庭料理とワイン~

こんな食事と楽しみました2013-03-26

営業部の中塚です。

同僚のお宅にお邪魔して、先日来日した生産者の方々の情報を基にワインと家庭料理の相性を検証しました。

料理は家庭料理で代表的なもの、

 ① 野菜炒め

 ② ハンバーグ(デミグラスソース)

 ③ 鶏の唐揚げ

 ④ アジフライ

合わせるワインは

 A.フェウド・アランチョ ピノ・グリージョ(イタリア/シチリア 肉厚ながらすっきりした白)

 B.バラオンダ モナストレル(スペイン/イエクラ ブドウの甘みを感じる赤)

 C.オデ・ダイディ(フランス/シュッド・ウエスト 濃厚でしっかりした赤)

 D.ウィマーラ シラーズ/ヴィオニエ(オーストラリア 濃いブドウながら酸を感じる赤)

なぜかビールが並んでるように見えますが、気のせいです。

そりゃね、勢いつけないといけませんからね。

さあ、実食!!

この日はメンバーの8名+家主さんにまでご参加いただきました。

プロ目線だけにはならないようにいろんな意見を言い合いながら・・・

まずは野菜炒め。

これは難しい・・・。今回はボリュームがあるワインばっかり選んでしまったのでワインが勝ってしまうんですよね~。野菜炒めにはもうちょっと優しい繊細なワインが良さそうです。

次!

渾身のハンバーグ!作ってくれました。デミグラスソースで頂きます。

これは バラオンダ モナストレル!

デミグラスソースにブドウからくる甘みとぴったりです。ちょっと甘みがあるソースなら幅広く合いそうなワインです。ハンバーグにはこのワインで決まりです!

そして鶏の唐揚げ。定番ですよね、家庭料理で唐揚げ。誰もが好きなこの料理に合うのは・・・・

これはばっちりなのが

ウィマーラ シラーズ・ヴィオニエ!!

鶏の脂の甘みとシラーの甘み。ヴィオニエがブレンドされているのでレモンなんてかけるともっと合います!ウィマーラは非常に酸が高いので酸味を足すとさらにいいですし、酸は脂っぽさを中和させてくれます。

最後はアジフライ。

ほんとは魚の天ぷらを合わせてみたかったのですが、意外にありませんね。

アジフライとベストマリアージュなのは・・・

フェウド・アランチョ ピノ・グリージョ!!

これもすごい!アジ自体がワインに合う!ソースをつけてもこのワインはボリュームがあるので邪魔になりませんし、ワインがニュートラルなので幅広く合い、ソースの甘みにもソースの酸にもしっくりきます。

で、1つぴったりがなかったオデ・ダイディ。

たまたま用意してくれた生ハムが最高に合いました!!

生ハムは軽めの赤やランブルスコが合うとイメージしていたのですが、これがこの濃い赤でもぴったり!!

塩気が強いハムは濃厚な赤にもぴったり合います。もちろんチーズにも合います。

今回はこの4アイテムで確かめてみましたが、ワインによってちゃんと相性も分かれます。 面白い結果でした。

あくまでもこれは私たちが感じた相性ですが、皆様もぜひ試してみてください!

男ばっかり写ってますけど男女で感じ方も違うので女性もいるんですよ。むさくるしくてすみません。

【南アフリカワイナリー訪問記vol.7 ~スターク・コンデ編~】

現地情報2013-03-25

モトックス辻村です。

南アフリカ訪問もいよいよ最終回!

締めくくりは「スターク・コンデ訪問記」とお送りします。

日本に最も近い?南アフリカワイナリー、それがスターク・コンデ。

オーナーで醸造家のホセ・コンデ氏は、元々NY出身のアート・デザイナー。

仕事のために日本に滞在中、奥様のマリーさんと出会いました。

(マリーさんはお父様が南アフリカ人、そしてお母様が日本人)

 

ホセ・コンデ氏

 

マリーさんのお父様が南アフリカのトップワイナリーの1つ、

二―ル・エリスの共同出資者ということで、最初はワイン造りに興味がなかったホセさんも、奥様と南アフリカに移住してから、ワインの仕事に少しずつ近づいていきました。

そして、ほぼ独学でワイン造りを学び、なんとファーストヴィンテージでワインショーでトロフィーを受賞。

いきなり南アフリカトップカベルネに選ばれたのです!!

数年前に来日もされていたので、ここまでは私もワイナリー訪問以前から知ってはいたのですが、ワイナリーを実際に訪問してその環境の素晴らしさ、風景の美しさにびっくり!!!!!!!!!

ワイナリー

 

ワイナリーの門をくぐって少し行くと、最近完成したばかり、というマリーさんが取り仕切る、とっても素敵なカフェ Postcard cafe があります。

カフェ

 

カフェからの絶景

ここでは、絶景の風景をみながら、ワインと美味しい食事を楽しむことができます。

また、カフェの前には大きな池があり、その真ん中にテイスティングルームがあります。

2年前に、日本の有名政治家さんも訪れてワインを楽しんだというこちら、ぜひぜひ、南アフリカに行かれる方は訪れることをオススメいたします。

※ホセさん、マリーさん、そして家族の方、みーんな日本語がぺらぺらなので言葉には困りませんよ!

テイスティングルーム

 

ホセさんのワイナリー自体はとってもこじんまりとしていて手作り感があふれています。

丁度赤ワインの収穫が終わり、発酵が始まったところで、みんなでピシャージュ(果汁、果皮などを棒でかき混ぜてあげる作業)をさせてもらいました。

ピシャージュ風景

そして、トラックの荷台に乗って、山の頂上の畑へGO!

収穫に使うプラスチックのケースに座っていたのですが、あんまりにも道が険しく、車が揺れるので、私のジーパンはおしりのところが破れました・・・・

でもその後にまっていたのは、こんな風景!

南アフリカに行く前から、メンバー全員で

『南アフリカワインには共通して、ある特徴的な香りがあるね』という話をしていたのですが、どうもその1つの要素ではないかな、と思うのがどこの畑にもたくさん生えていたハーブ。

ハーブ

ホセさんの畑で生えていたものを少し摘んで、指でもんでみましたが確かにホセさんのワインの中にこの香りがあるような気がします。
日本からは本当に遠い遠い国、南アフリカ。
私達が住んでいるところの反対、南半球、日本の裏側でこんなに日本になじみがある人達が造っている素敵なワイン。
ふらっと行くことはできませんが、ぜひグラスにワインを注いで香りを嗅いでみてください。
その香りは、ホセさんの畑そのままの香りです。

【南アフリカワイナリー訪問記vol.6 ~スピアー編~】

現地情報2013-03-22

モトックス辻村です。

南アフリカ訪問の第6弾です。

今回は「スピアー・ワインズ」をお届けします。

1692年に設立され、なんと300年以上の長い歴史を持つ、南アフリカで最も古いワイナリーの1つが、このスピアー・ワインズ。

古いヴィンテージ

 

1692年といえば、日本では江戸時代 5代将軍 徳川綱吉が生類憐みの令を出した直後ぐらいです。(1687年)

ワイナリーの前には、電車の線路がしかれ、その名も”Spier”という駅まであるくらい、このステレンボッシュの町での存在は大きく、このワイナリーを知らない人はいません。

スピアーの駅

 非常に生産量も大きい大規模のワイナリーではあるのですが、そのこだわりは半端じゃありません。

◆こだわり①:丁寧なワイン造り

全ての畑、全てのブロックがSingle Vinyard  単一畑(区画)と考えているのでそれぞれに収穫、発酵、熟成をし、出来上がったワインを試飲して、それぞれのワインの性質を見極めてから最後にブレンドをし、毎年ブレない、高品質のワインを造っています。

生産量、規模が大きくなってきた今では、自社畑だけでは間に合わないので契約しているワイナリーからワインをタンクで購入していますが、ただ単に買って量を増やしているのではなく、きっちりと土壌を分析し、畑での仕事、栽培方法も細かく指示し、定期的に畑に訪れ栽培農家さん達とコミュニケーションを取っているそう。

契約しているワイナリーは、スピアーから近いため、車で頻繁に訪れるため醸造家の方は

『我々は、フライングワインメーカー(ワイン業界用語で、”世界中をめぐり回ってワインを造っているスター醸造家のこと。”ではなく、ドライビングワインメーカーだ』と笑っていらっしゃいました。

醸造総責任者の方

 

◆こだわり②:自然派ワイナリーとしての取り組み

スピアーでは、”サステーナブル農法”という自然派ワイナリーの1つの形を取っています。

これは、『持続可能な農法』と日本語で説明されますが、簡単にいうと

”ブドウだけではなく、栽培している人々も健康にずっとワインを造っていられる環境”

そして

”ワイナリーだけではなく、ワインに関係する全ての地域が健やかでいられる環境”を造るためのシステムです。

例えば、水。

ワイン1本を造るのに約6Lの水が必要と言われています。

これには実際に畑にまかれる水の他、タンクの冷却や洗浄、ワイナリーで働く人が使う水など全てが含まれています。

スピアーでは、水を必要最低量に抑え、1/3の約2Lでワインを生産し、また廃水は全てワイナリー内で浄化し、再利用しています。

また、環境保全だけではなく、ステレンボッシュ大学へのサポートをしたりフェアトレードの認証を受け、労働者の環境を守ったり、と地域全体、そして世界が健やかに今後も活動を続けていけるよう非常に広い視野でワインを生産しているのです。

そんなことを考えながらワインを口にすると、なんだか柔らかく優しい気持ちになってきませんか?

【南アフリカワイナリー訪問記vol.5 ~フェアヴュー編~】

現地情報2013-03-21

モトックス辻村です。

南アフリカ訪問の第5弾です。

今回は「フェアヴュー」をお届けします。

ステレンボッシュから車で30分ほど行ったパールにあるFiarview フェアヴュー。

ただ、この場所はフェアヴューの説明だけでは終わらないのです。

フェアヴューというワイナリーは、「南アフリカワイン界でネルソン・マンデラ氏につぎ、2番目に影響力のある人物」と呼ばれるチャールズ・バック氏がオーナーです。

彼は、2つのワイナリーを立ち上げていて、一つがこのパールにあるフェアヴュー、そしてもう一つはマームス・ベリーという場所にあるスパイス・ルートです。

オーナー、チャールズ・バック氏

 

◆フェアヴュー◆

このフェアヴューというワイナリーには、異なるコンセプトのブランドが複数あります。

まずはフェアヴュー。これはヴァライエタルワイン(1つの品種で造られたワイン)を造っています。

もう一つは、ユニークな名前の、”ゴーツ・ドゥ・ローム”シリーズ。

なにやらフランスの有名なワイン産地に似た名前ですが、これは複数のブドウ品種を使ったブレンドワインのシリーズです。

◆スパイス・ルート◆

ここ、パールから少し離れた乾燥した暑いブドウ産地、スウォートランド地区マームス・ベリーで造られるワイン。

土壌、気候ともに非常に適しているので、フランス ローヌ地方の品種に特化したシリーズです。

ちなみに、パール、ステレンボッシュ、マームス・ベリーに広大な畑を持っていますが、なんと全て自社畑。

そのことで、クオリティを常に高く、一定に保つことができます。

◆チャールズ・バック・ワンダーランド◆

フェアヴューのワイナリーに着くと、まずはフェアヴューシリーズのエチケットに描かれている有名な”ヤギ・タワー”がお出迎え。

ヤギ・タワー

 

チャールズ・バックさんは、ワインだけではなく、この山羊や、飼っている牛で造るチーズでも非常に有名な方で、牛と山羊の山羊のミルクで造ったカマンベールは、チーズの国際大会で金賞を受賞しているそう!

チャールズさんのチーズの数々

 

ワイナリーの敷地内には、ワインショップ、チーズショップ、その両方を楽しめるレストラン、そして丁度数週間前に完成したばかり、という、地ビール醸造所、グラッパ醸造所、そしてチョコレート工場まである、まさにワンダーランド!

これだけのビジネスを展開している一つの大きな理由が、南アフリカ経済への貢献。

産業を生み出し、雇用を確保し、ワイナリーで直接働く400人以上とその家族の生活を守るだけではなく、フェアヴューのワインは全てフェアトレードの認証をとって世界規模で南アフリカ経済に貢献しています。

チャールズ・バック氏の思いで実現したプロジェクトの1つが、FairValleyフェアヴァレー。 南アフリカで初めての、”非白人だけで立ち上げたワイナリー”です。

チャールズさんが購入した畑や援助をもらって設立されたワイナリーですが、”生産したワインの利益で自分達の家を買う”という、ずっと持続可能な自立するシステムで彼らの生活と将来が守られています。

フェアヴァレーのPRの方とお話していたのですが、

「チャールズは敷地内で働く全ての人を覚えていて、全ての人にチャンスをくれる。私もロンドンにインターンシップに行かせてもらいました。友達達との間では、ゴッドファーザー、と本当に呼んでいます。」とチャールズさんへの感謝と尊敬の気持ちが溢れていたのが、とても印象に残りました。

【南アフリカワイナリー訪問記vol.4 ~ド・トラフォード編~】

現地情報2013-03-18

モトックス辻村です。

南アフリカ訪問の第4弾は、「ド・トラフォード・ワインズ」をお届けします。

  南アフリカの銘醸地として有名な「ステレンボッシュ」。その地域の山奥も山奥、南アフリカのワイルドな山道の1番奥にあるのがとっても小さなワイナリー「ド・トラフォード」です。見てくださいこの景色!!

山と山の間にある畑

 

「こんな環境にある畑は今まで見たことがない!」と一同大興奮。

山と山のちょうど谷になる部分なので常に風が吹いているのでブドウが健全に育ち、この畑から南アフリカトップクラスのワインが産み出されます。

トップクラスのワインというと、最新設備の揃った醸造設備を想像しますが、トラフォードの醸造所を見ると、それはもはや小屋のような規模。

なんと、2年前まではコルク栓を打ち込む作業も一本ずつ手動の機械で行っていたとの事!

ちなみにエチケット(ワインのラベル)は今でも手で貼っています。

エチケットは1本1本手で貼ります。

 

打栓機 2年前まではこれでコルクを打っていました。
 

ゆったりとした時間が流れる畑、醸造所でワインを作るド・トラフォードのデイヴィッドさんはとっても穏やかな方。

元々は建築家であった彼は、最初、自分で建てた家の庭で趣味でブドウを栽培しワインを造っていたのですが、そのクオリティの高さが評判になり、ワイン造りに専念するようになりました。

ちなみに、赤ワインのエチケットには、デイヴィッドさんが醸造所を造る時に自分で描いた設計図が描かれています。

~とろけるようなシュナンブランと、凝縮しながらも厚ぼったくない、凛としたカベルネソーヴィニヨン~

 
今回、私達はたくさんの違うヴィンテージのシュナンブランとカベルネソーヴィニヨンを飲ませてもらいました。

若いヴィンテージを飲んでいる時の印象から、段々古いヴィンテージになるにつれ時間を経て熟成した印象に変わっていくことを想像していた私達はびっくり!

古いヴィンテージを飲ませてもらっても、とっても若々しいのです!

それぞれのヴィンテージで違いがあるのは、熟成して出て来た違い、というよりはその年その年のキャラクターの違い。

南アフリカトッップワインに触れることで、南アフリカワインが長期熟成できる実力を持っていること、そして南アフリカにも、ヨーロッパ圏のワインのようにヴィンテージの違いというものがあるのだと初めて知りました。

デイヴィッドさんの奥様は画家さんで、シュナンブランのエチケットは彼女がインスピレーションを得てから描いています。
毎年変わる素敵なエチケットも、ド・トラフォードの一つの魅力です。

【南アフリカワイナリー訪問記vol.3 ~ニュートン・ジョンソン編~】

現地情報2013-03-15

モトックス辻村です。

南アフリカ訪問のリアルタイム更新第3弾をお届け!

「ニュートン・ジョンソン」を訪問しました。

クジラが夏を過ごす事で有名なハマナス。

ここにあるのがニュートンジョンソンです。

1985年の設立から、試行錯誤を重ねテロワールの研究を進めてきました。

何もないところからの位置からのスタート。植え替えを重ねそれぞれの土地に最適なブドウの栽培に取り組みようやく平均樹齢が10年程になりました。

そして今日も土地とブドウとの研究、実験をし、日々成長しているワイナリーです。

その柔軟な姿勢が、土地それぞれの品種との相性をより敏感に感じ、その土地のもつ個性を映し出したワインを生み出しています。

※ワイナリーから見る畑

 私達が訪れた時も、シャルドネ、ピノノワール、シラー、それぞれの品種を、別々の土壌、位置の畑別のワインの比較試飲でした。

たった100mしか離れていない のに1つの畑は砂質、故にフローラルで軽やかなワイン、もう一方は粘土質、故にパワフルでしっかりとしたストラクチャーがあるワイン、と同じ品種のブドウとは思えないくらい個性がはっきりと違ったことに、スタッフ一同おどろきのため息が出ました。

※Full Stop Rock フルストップロックというワインの名前の由来が、このゴロゴロ石の畑〜写真はシラーの畑〜
 

彼らいわく、

「南アフリカのワインの歴史は始まったばかり。まだまだ勉強中です。

アパルトヘイトが撤廃され、自由にワインが作れるようになった最初のうちは、子供が自我を主張するように、世界にアピールするためにニューワールド的なパワフルなワインを作ってきました。

今は自分たちが作りたいエレガントでバランスのよいワインを造っていて、それはまるでニューワールドと旧世界の架け橋のような立ち位置、スタイルのワインだと思います」

南アフリカの一大ワイン産地、ウエスタンケープ州で一番涼しい産地、ハマナスだからこそ生み出せる、繊細かつ奥行きのある彼らのワイン、ぜひ飲んでみてください!

「デイリー・スポーツ 首都圏版」スター・レーンの広告掲載

メディア掲載/評価情報2013-03-15

本日発売の「デイリー・スポーツ 首都圏版」にスター・レーンの広告が掲載されました。

ゴルフ世界4大大会の一つマスターズが開催されるオーガスタ ナショナル ゴルフグラブで

期間中にワインがオンリストされ、注目を集めたことのあるワイナリー。

ゴルフファンにオススメです。

デイリースポーツをご購入された際は、ご覧いただけましたら幸いです。

【スター・レーンのワイナリー紹介はこちら】

【南アフリカワイナリー訪問記vol.2 ~グラハム・ベック編~】

現地情報2013-03-14

モトックス辻村です。

現在、南アフリカを訪問中。

リアルタイム更新第2弾!

今回は「グラハム・ベック」の訪問記をお届けします。

オーカのあるパールから車で2時間ほど東にいったロバートソンという町にやって来ました。

ここにあるのが、南アフリカで、個人が所有している敷地面積、No.1というワイナリー、グラハム・ベック。

ただ所有しているだけではなく、畑以外の土地も環境保全のために保護、管理をしているワイナリーです。

※ワイナリーからの風景  

〜向こうの山まで全部グラハムベックが所有し、自然環境を守っています〜

ワイナリーに着いた3月11日、すでにブドウの収穫は終わっていました。

と、いうのも、スパークリングワイン用のブドウの収穫は、白・赤ワインのブドウよりも1ヶ月以上も早く収穫をするからです。

スパークリングワインを作るためには、生で食べるブドウのように甘く完熟させるのではなく、キレのあるフレッシュな酸味が必要なので、1月下旬くらいに収穫をします。

「南アフリカでスパークリング!?」と思われる方も多いかもしれませんが、このグラハムベックは南アフリカに留まらず世界中で高い評価を得ています。

ワイナリーに到着すると美しいシルバーピンクのロゼスパークリングでウェルカム。

昼の気温が30℃程もある、とっても暑い地域なのでスタッフ一同冷んやりと癒されました。

このウェルカムドリンクのロゼを含め、グラハムベックのつくるスパークリングは全てシャンパーニュと同じ製法で造られています。

実際に飲んでみると、どのワインにもキレイな酸があり、南アフリカというワイルドなイメージからは想像もつかないくらいエレガント。

 醸造家 ピーター・フェレイラさん

ワイナリー訪問の後は、ジープで自然保護地区の探索に連れて行ってもらったのですが、心に残ったのが、

「私達は、祖先が荒らした環境を努力して通常の状態に戻した世代。

もっと努力をして、次の世代に最高の状態で引継ぎたい。

ワインは造っているのではなく、この大地で造らせてもらっている」という言葉。

折しも丁度私達日本人にとって忘れられない日に、広大なアフリカの自然の中で聞く

その言葉に深く感じ入るものがありました。

【南アフリカワイナリー訪問記 ~オーカ編~】実は古木からのブドウをふんだんに使っています

現地情報2013-03-13

モトックス辻村です。

現在、南アフリカを訪問中。

リアルタイムの情報をお届けいたします!

南アフリカ一大ワイン産地、ウェスタンケープ。

南アフリカのワイン生産量の95%が、ここから産まれます。

その中でも温暖な気候と少ない降水量で、凝縮感のあるワインを産む銘醸地パールにある、マンヴィントナーズを訪ねてきました。

そこで見た畑は、なんとブッシュヴァインと呼ばれる背丈の低い株仕立て(ワイヤーを使わず、樹がそのまま立っている仕立て方)!

雨が少ないこの土地では、樹の背丈が低い方が根から吸いあげた水分を樹全体に効率よく行き渡らせることができます。

また、2つの湾の影響で来る強風にも耐えることができます。

が、大変なのは収穫。

背が低すぎて、機械が使えず全て手摘みでの収穫になります。

丁度私達が畑を訪れた時も、収穫作業真っ只中。

今日は女性だけのチームがお仕事をされていました。

古木のブドウは、凝縮した果実味と高い酸を得ることが出来ますが、ブドウの収穫の量は若い樹に比べると少なくなってしまうので、農家の人達はすぐに植え替えようとしてしまうらしいのですが、マンヴィントナーズでは、古木のブドウをよりよい価格で買い取ることで、貴重な古木の畑の保存と同時にブドウ農家さん達の安定した生計を守っているのです。

オーカ シュナンブランは、そんな古木のブドウ100%使用、

しかもフリーランジュース(押しつぶさず、ブドウの重みで自然にでてくる果汁)のみ!

なんて贅沢!

ピノタージュは古木畑のブドウを50%使用し、柔らかい果実味の中に奥行きのある

上品な味わい。

シャルドネは比較的新しい畑ですが、赤ワインの熟成に使う前のアメリカンオークの新樽で6ヶ月熟成させることで、ほどよいボリュームがあります。

カベルネソーヴィニヨンはブッシュヴァインよりもトレリス(ワイヤーを使った仕立て方)の方があっているので、こちらも比較的新しい畑でできますが、生産者いわく

『ニューワールドワインの凝縮した果実味と、ヨーロッパワインの持つフィネスを両方味わえるワイン』と言った表現がぴったりな味わいです。

全てのワインが、厚ぼったくなりすぎず、酸がきっちりとあるスタイルなので、ワイン単体でも楽しめますが、お食事と一緒に楽しむと、その魅力が倍増します。

モトックスの南アフリカワインで一番カジュアルな価格のワインなのですが、

実際ワイナリーを訪れて、ここまでこだわった造り方をしていたのか、と、一同の目から鱗がポロリと落ちました。