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フランスワイン講座 ~メドック格付けシャト~

スタッフの独り言2013-05-08

こんにちは! 最近改装したベランダでスパークリングを飲むのが楽しみな、大阪本社の戸田です。

今回は、社内勉強会「フランスワイン講座」のレポートをお届けしたいと思います!

なんとも範囲の広いフランスワインの講座ではありますが、今回重点的に勉強したのは、 な、な、なんと・・

「メドック格付けシャトー」!!

メドックとは、俗に言う「5大シャトー」が君臨するボルドー左岸の地区です。

厳密にいうと、ボルドー5大シャトーの内、4つのシャトーが存在する地域です。

そもそも、メドックの格付けとは1855年に当時の品質・流通価格に基づいて決められたもの。

なんと、150年前からほとんど格付けが変わっていません。

みなさまがワインを選ばれる際に、

「シャトー・マルゴーにブラインドで勝ったんですよ」

「ムートン・ロートシルトの元醸造長が手がけているワインです」

などの説明を聞いたことはありませんか?

5大シャトーの歴史的背景や、現在の価格・品質を知ることで

さらにボルドーワインの魅力をお伝えできるよう、

今日はしっかり学んで、そして味見して(入社してよかった!)参りたいと思います!

東京オフィス在籍の中塚先生による特別講座、始まりま~す。

まず、5大シャトーとは何ぞや?をおさらいしましょう。

●Chateau Lafite-Rothschild シャトーラフィット・ロートシルト

格付1級のシャトーで、5大シャトーの中でも近年値段が最も高く、かつ入手困難と言われています。

●Chateau mouton rothschild シャトームートン・ロートシルト

1973年に、唯一2級から1級に昇格したワイナリー。

「我は1級たり、かつて2級なり。されどムートンは変わらず」の言葉は有名で、地道な活動と栽培・醸造にかける想いが実を結んだワイナリーです。

毎年エチケットを、現役の有名な画家が手がけることでも有名です。

●Chateau Latour シャトーラトゥール

5大シャトーの中で最も男性的と言われるワインを造るシャトーで、オーナーはグッチなどを所有するフランソワ・ピノー氏。

塔のエチケットがシンボルです。

(実はこの塔、中にオーナーのジムがあるんだとか!)

●Chateau Margaux シャトーマルゴー

5大シャトーの中で最もエレガントで、優美かつ官能的な女性らしいワインを造るといわれています。

ラフィットが有名になる前は、実はマルゴーが日本では最も高額でした。

「失楽園」に登場し、一躍人気となったワインです。

●Chateau Haut Brion シャトーオー・ブリオン

メドックから少し離れたグラーヴ地区にあるワイナリーですが、例外的にメドック格付けに入っているワイナリーです。

キレイでエレガントな味わいのワインを造ります。

さてさて、この5大シャトー日本で人気になったのはそれほど昔の話ではありませんが

今飲んでみたい!買いたい!と思った、購読者の皆様。 お財布と要相談です。

というのも、商品によっては15年間で価格が20倍にも上がっているものもあるのです!

ぐぃっとね!

そんな5大シャトーは手が出なくても、充分ボルドーの味わいを楽しんで頂けるワインがあります。

例えば・・・

有名ブランドが所有するシャトー、スーパーセカンドを含む、銘醸ワイナリーのセカンドワイン。

格付けシャトーが造る白ワイン、格付け外のブルジョワ・シャトーなどなど・・・

品質がよくて値段も手ごろなものもたくさん!是非一度飲んでみてください。

そして、今回テイスティングするオーメドックの格付けシャトーはこちら!

さっそく飲んでいきましょう!一口ひとくち大事に・・・

①シャトー・ダルマイヤック 03’

オーメドック地区で5級ポイヤックの格付けを持つシャトー。

ムートン・ロートシルトが所有し、ムートンとポンテ・カネに挟まれた恵まれた土地で造られたワインです。

味わいは、開けたてはエレガントかつ軽やかな味わいが親しみやすい印象。

時間が経つにつれて、タンニンや果実味がはっきりと存在を現し、最初の印象よりも骨格をしっかりと感じる、ゆっくり楽しみたい1本。

②シャトー・ラグランジュ 99’

日本企業がワイナリーを所有し、再建させたことで有名なサンジュリアン3級のワイナリー。

一般的にジロンド川沿いのワイナリーが銘醸と言われていますが川から離れたこのワイナリーが有名なのは、やはり技術力なのでしょうか。

味わいは、「おぉ、これぞ熟成ボルドー」と唸らざるをえない一品。

中塚先生も「やはりワインは寝かすものですね」とコメント。

こなれたタンニンと、熟成によりしっかりしていながらも、角のとれた果実の旨味。

重厚なのに伸びやかな味わいは、技術の高さを感じます。

③シャトー・ジスクール06’

高い品質で有名な3級マルゴーのワイナリー。

メドックのなかでも美しいシャトー(城)を持つことでも有名です。

エレガントでまろやか。ややおとなしい印象ですが、潜在的な艶やかさを持つワイン。

まだまだ固さがあるので、もっと開いてくる何年か後が楽しみなワイン。

④シャトー・カロン・セギュール06’

「われラフィットやラトゥールを造りしが、わが心にカロンあり」

サンテステフ3級のワイナリー。

それぞれのヴィンテージにファンがつくのも、カロン・セギュールだからこそ!?

紫の花のブーケのように、どこか懐かしい、柔らかな香りと、西洋わさびを思わせるシャープな味わいのバランスが絶妙な06’ヴィンテージ。

ヴィンテージ毎の飲み比べなんかも、カロン・セギュールならではの楽しみ方かもしれません。

⑤シャトー・ポンテ・カネ07’

5級ポイヤックかつ、格付けシャトーで大変珍しい「ビオディナミ(有機農法の一種)」で成功したワイナリー。

ビオディナミでリリースして2年目である07’ヴィンテージ。

黄緑の実を思わせるフレッシュな香りは、ビオディナミからくる果実の素直な香りのようです。

胡椒などのスパイシーさと、落ち着いたタンニン、黒すぐりなどを思わせる素直な果実の味わいは、この日のテイスティングアイテムの中でも人気ナンバー1!

⑥シャトー・ラフィット・ロートシルト97’

今日勉強した、5大シャトーの一つ!

メドック格付け最高の1級にして、堂々の首位。言わずと知れたボルドー最高のワインです。 ハレー彗星や、日食などの記念にはラベルに彫り物を入れているそうです。

創始者一族が今も所有する、歴史の深いワイナリー。

ボルドー6本目ともなると、さすがに口が疲れて・・・

いえ、むしろ疲れていてもなお体に素直に染み渡るフローラルな香り。

味わいは、プルーンなどの黒果実にほんのりクローブなどのスパイス香。

まだまだ熟成のポテンシャルを感じさせる、さすがの一本!

 

ここまで銘醸ボルドーを飲み比べすることは、ほとんどありませんので

今回の勉強会は、改めて「ボルドーワイン」の底力を感じる会となりました。

文中にも書きましたが、これらの銘醸ワインでなくても品質が良くて、値段も手ごろなボルドーワインはたくさんありますので、

じっくり試して、是非お気に入りの一本を見つけて下さいね!

【中部イタリア現地レポート Vol.5 ~テヌータ・ディ・ヴァルジャーノ編~】

現地情報2013-05-07

市橋です。

ヴァルジャーノへ訪問してきました。

このヴァルジャーノの所在地は’’Lucca ルッカ’’という町です。

トスカーナ州の中でも、フィレンツェやシエナ、ピサなどの有名な町に隠れがちな存在ですが、アニメのメッカとして知られています。

毎年10月末~11月初旬にかけては、

Lucca Comics&Gamesという、イタリア最大のアニメフェスティバルが開催されます。

沿岸部の町、ピサからは車でも電車でも約30分、フィレンツェからは約1時間の場所にあります。

『サンジョヴェーゼ+国際品種を有名にしたエリア』

今でこそ、キアンティなどでもサンジョヴェーゼにメルローなどを混ぜて造られることは珍しくなくなりましたが、その先駆的地域はこのエリアです。

D.O.C. (格付け)はColline Lucchesi コッリーネ・ルッケージ。

なかなか馴染みがない格付けですが、実は1968年に制定され、トスカーナ州の中でも歴史的なエリア。当時としては珍しく、メルローなどの国際品種も認可されていました。

なぜか・・・

この地域、1800年代初頭はフランス人の集落でした。今でも、フランス系の苗字の人が数多く住んでおり、その名残りがまだあります。

よって、(トスカーナと言えばの)サンジョヴェーゼ種とこの歴史的背景ならではのメルロー種やシラー種でワインを造ることが一般的です。

『トスカーナでいち早くビオディナミ(有機農法の一種)を実践!』

醸造責任者であるサヴェリオ・ペトリッリ氏はこう語ります。

「我々は、1997年にビオロジックを、そして2000年にビオディナミ法を取り入れました。有機ワインに転換する前と明らかに畑の力が違いますね。有機農法は消費者の皆様にとっても、そして我々生産者にとってもプラスだと思っています。畑の力を利用したワインは特にエレガンスな部分が出やすいと思います。」と。

「健康な畑を維持することは、良いブドウ・良いワインを造る必要最低条件だと思っている」と話す通り、ヴァルジャーノの畑は非常に力に満ち溢れています。足で踏み入れるとスポンジのように跳ね返してきます。生きている畑って感じがする畑にはそうそう出会うことがないのでサヴェリオ氏が言うことは納得です。

(写真はパワーストーンとサヴェリオ氏。何度訪問してもちょっと怖い…)

『畑と比べると非常に質素に感じる醸造所』

いつもそうなのですが、ヴァルジャーノに訪問するとほとんど畑での説明。

醸造所での話は「普通だよ。こちらは特別なことしてないから。我々の考え方はブドウを収穫した時の状態が100%である。醸造を駆使してもそこから+αの力が加わる訳ではない。醸造はその100%の状態からどれだけマイナスを阻止できるか、にかかっている。醸造所はシンプルでいいんだよ」と、畑で熱弁していたのに、醸造所の説明はいつもあっさり終了です・・・

この地区はショートパスタやスープ料理が多いため、ヴァルジャーノのワインを飲む時はそういった料理がおすすめです。もちろん、お肉料理にも合います。

ボルゲリ至高のカベルネ・フラン 「パレオ」 20周年記念ラベル発売!

企業ニュース2013-05-02

イタリアのワイン銘醸地ボルゲリから世界に名を轟かす「レ・マッキオーレ」より、

「パレオ ロッソ」の20周年特別ラベルがリリースされました!

パレオ ロッソの初ヴィンテージは1989年。

20年の節目を迎えたことを記念して、2009年のパレオ ロッソは記念ラベルでの発売となりました。

この記念ラベルはトスカーナのデザイナーを起用し、手書きでデザインされたものです。

ボルゲリの地では、その昔、貴族がその大半の地を所有しておりました。

その中でただ一人、地元の農家として故エウジェニオ・カンポルミ氏がワイナリーを立ち上げ、そして造ったパレオ ロッソ。

今のイタリアのカベルネ・フランの礎を築いたといっても過言ではないこのワインの「Paleo」の文字には、発売当初の字体を使用しています。

また2009年はボルゲリのビッグ・ヴィンテージであり、ラベルとともに記録と記憶に残るヴィンテージとなりました。

歴史に名を刻むワインの20周年記念、ぜひお試し下さい♪

ダブル・フィリップ来日!

ワイナリー訪問記/来日記2013-05-01

営業部の中塚です。

先日、フランスからダブル フィリップが来日しました!

かたや ボルドーのプピーユの造り手 フィリップ・カリーユさん

かたや ロワールのメヌトゥー・サロンの造り手 フィリップ・ジルベールさん。

フィリップさんどうしでどちらもビオディナミスト。でもなんか雰囲気は対照的。

繊細なジルベールさん、やんちゃなカリーユさん。

W

やっぱりワインを造っている人は「ジャパニーズ・サケ」に興味津々です。

「純米吟醸が飲みたい!」としきりに言っては色々試していました。

繊細なジルベールさん。翌日は二日酔いで大変だったようです。

そんな来日エピソードでした。

【中部イタリア現地レポート Vol.4 ~テヌータ・ディ・ギッツァーノ編~】

現地情報2013-04-23

市橋です。

今回は、トスカーナ北西部のTenuta di Ghizzano テヌータ・ディ・ギッツァーノ社を紹介致します。

まずは場所から。ワイナリーの所在地は、ピサ県のPeccioli ペッチョリという小さな村にあります。

斜塔で有名なピサの中心街は海沿いにあるのですが、そこから約45分内陸へ入ったところにワイナリーはあります。

周りは森で囲まれ、海からも適度に離れていることもあって湿度を感じることなく、恰好のブドウ栽培エリアと言えます。(ただ、この村は

観光はオススメできません。周りは全く何も無い、ド・田舎です!行くならやはりピサ中心街でしょうね。)

『沿岸部としては珍しく、高品質なサンジョヴェーゼ種が生まれる特異稀なエリア』

トスカーナ沿岸部(現地の言葉では、Costa Toscana コスタ・トスカーナ)は高温多湿の為、サンジョヴェーゼ種は不向きだと多くの生産

者が言います。

元来サンジョヴェーゼ種は、キァンティ・クラッシコ地区やモンタルチーノ地区など、【内陸地】にあって【清々しい気候】を好みます。

よって、同じトスカーナ州の中でも沿岸部と内陸地は生産されるワインに大きな違いがあります。

端的に言うと、サンジョヴェーゼ中心の造りの内陸地に対し、沿岸部はカベルネ・ソーヴィニョンやメルローなどの国際品種中心。

全く異なるキャラクターのワインが生まれることで、トスカーナワインは「難しい」とも「奥深い」とも言われます。

しかし、ギッツァーノ社の畑は海から少し離れたところにあることで、サンジョヴェーゼの品質も良好!

線が細く、繊細なタイプのワインができます。

現地では’’鳩肉’’をよく食べるので、ギッツァーノのスタンダードワイン「イル・ギッツァーノ」には、鶏料理がオススメです。

『ブドウ畑は有機農法「ビオディナミ」を実践!』

ギッツァーノ社は、「自然サイクルの邪魔をしないブドウ栽培」をスローガンに、ビオディナミ(有機農法の一種)を実践しています。

土壌は砂質に粘土が混じり、さらに貝殻の化石が至るところに見られます。

香り(ブーケ)も構成し、程よいボディ(ストラクチャー)を生み出すギッツァーノ社のワインの最大の特徴はこの土壌から生まれるものです。

特にトップワイン「ナンブロ」や「ヴェネローゾ」は、フルボディながら香りも豊かなタイプに仕上がっています。

『ピサ県のワインは今後注目すべき存在へ!!』

ギッツァーノ社のワインは今までは「トスカーナ I.G.T.」という格付けで、言わば「トスカーナ産のワイン」としか認知されていませんでしたが、これからはより明確な形として生まれ変わります。

スタンダードクラスの「イル・ギッツァーノ」は、今後「コスタ・トスカーナ I.G.T.」として、トスカーナ沿岸部産のワインであることが明示され、フラッグシップの「ヴェネローゾ」「ナンブロ」については「テッレ・ディ・ピサ D.O.C.」というピサエリア限定の格付けへと昇格します。これまであまり注目されてこなかったエリアですが、今後ピサのワインは更に注目されることが予想されますし、10数年前にボルゲリ地区がブームで湧いたようにこのピサの地域にも数多くワイナリーが進出してくるかもしれません・・・

ただ、今回紹介のテヌータ・ディ・ギッツァーノ社はコンサルタントにイタリアワイン界の重鎮の一人であるカルロ・フェリーニ氏を迎えており、やはりこの地区は元よりトスカーナ全体を見ても一歩抜きん出た存在です。

◆ボルドー現地レポートVol.5 ~シャトー・レ・ヴィミエール編~◆

現地情報2013-04-19

マーケティング部、ボルドー担当の今井です。

ボルドーから帰国してホヤホヤ、まだ時差ボケが続いています・・・

が、記憶が新しいうちにっ! 先週訪れたシャトー・レ・ヴィミエールをご紹介したいと思います。

先週のボルドーは月~金曜日までずっと雨・・・ 天気が悪く、日本より寒かったです。でも、試飲をするときは暑くて乾燥している日より、肌寒く湿気がある方が好環境だったりします。

ちょっとどんよりした感じですが、ボルドーの街は世界遺産に選ばれているだけあり、綺麗です!

今回訪問を楽しみにしていた、シャトー・レ・ヴィミエール。

このシャトーはメドック格付の1級シャトー5つのうち、なんと(オー・ブリオン以外の)4つものシャトーの醸造コンサルタントを手がける、ジャック(父)&エリック(息子)・ボワスノ親子が自分のワインを造りたいと購入した、たった1.5ヘクタールしかない小さなワイナリーなのです!そして、敏腕コンサルタントの彼らが所有するのはレ・ヴィミエールが唯一です!!

あ、写真の青いネットは野兎に新芽を食べられないようにするための保護ネットだそうです。(それをしていなかった近所のワイナリーはなんと畑の半分が被害にあったそうな・・・ 恐ろしいっ。)

そして畑はメドックらしい、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンができる砂利質で、石がゴロゴロしてます。

今までに200以上ものワイナリーのコンサルタントをしているボワスノ親子がワイナリーを購入した理由には、「自分の畑を実験的に使える」という目的があったそうです。素晴らしい品質のワインを造るにはこんなことをすればいいのでは?と品質向上のために日々色んな努力をしているのがこのレ・ヴィミエール。だからこのワインの品質は非常に素晴らしいんです! 

研究熱心な親子は、自分の分析所も所有しています。

さて、では醸造施設の見学です・・・ф(。 _。)フムフムメモメモ……

昔ながらの圧搾機を使い、圧力をかけすぎず良いブドウジュースと質の良いタンニンを抽出したり・・・

プレスジュースの試飲をジャック・ボワスノ氏ほど丁寧に行うコンサルタントはボルドー中を探しても他にはいないほど、何種類も行ったり・・・

(かの有名な格付2級のレオヴィル・ラス・カーズでは、アッサン・ブラージュ(複数のワインをブレンドしてひとつのワインに仕上げること)の前に、な、な、なんと500種類もテイスティングするそうな!)

「有名コンサルタント」というとたくさんメディアに出て、自分の名前を全面に売りにするようなイメージがあることも確かですが、ジャック・ボワスノ氏は自分の名声を高めることにはあまり興味はなく、毎日畑に出たり試飲したりしてより良い品質のワインを造ることにひたむきな非常に真面目で熱心な方で、そんな人柄にも魅力を感じました。現在では醸造の「コンサルタント」業というのはよく聞くことですが、ジャック・ボワスノ氏が始めた頃はコンサルタントと呼ばれる人はまだ3人しかいなかったそうです!

息子さんのエリック・ボワスノ氏はフランス以外にもイタリアやスペイン、新世界にもボルドーの技術を広め、また世界の技術をボルドーに適応したり、グローバルに活躍しているそうです。

そんなボワスノ親子が造るシャトー・レ・ヴィミエールは骨格のしっかりしたクラシカルなスタイルでありながら、果実がよく熟しており、縦に筋の通ったエレガントな酸ももち合わせた、非常に綺麗なバランスを有する美しいワインです! 今回の訪問でその素晴らしさに納得してしまいました!!

やはり、訪問して、見たり直接お話しを聞くことは大切ですね。

最後にミーハー第二弾っ(笑)

別の日ですが、格付2級のシャトー・デュルフォール・ヴィヴァンで2012年の樽サンプルを試飲してきましたっ。

これにて、5回に渡ってお伝えしたボルドーの現地レポートはおしまいです。

ご拝読有難うございました!

(あ、まだの方はぜひ全5回読んでみてくださいねっ♪)

◆ボルドー現地レポートVol.4 ~トロワ・ムーラン編~◆

現地情報2013-04-18

惣内です。

ラコーサードサンマルタンにありますトロワムーランのレポートをお送りいたします。

ボルドーの街の中心から車で1時間半ほど北に行った所にラコーサードサンマルタンはあります。遥か昔にこの辺りは海の底だったという。ビックリすることに畑にはウニの化石がいっぱい転がっており、1分ほど畑を歩けば写真のような化石を5,6個見つける事ができます。

ワイン造りにおいて、過去に海の底だったと言う事はとても有利な事項で、ミネラルが豊富で酸のしっかりした味わいに仕上がります。

彼のワインはセミヨンと言う、どちらかというとブレンドで実力を発揮する品種が90パーセントと主要に使われている。

その辺りの疑問を彼にぶつけて見たところ、シャトーイケム等の偉大な極甘口ワインを引き合いに出し,セミヨンこそがグランヴァンになり得る品種であるとのお返事。

彼がワイナリーを始めた約20年前、すでにどのようなワインを作るべきか?というコンセプトをしっかり持っており、その時に植えた樹齢20年のセミヨンでトロワムーランは作られています。

これは美味いはずだ!

◆ボルドー現地レポートVol.3 ~シャトー・グラン・ジャン編~◆

現地情報2013-04-17

雨降り続くボルドーより、マーケティング部の竹村がお届けします。

第2弾のシャトー・ニコに続きまして、同じくアントゥル・ドゥ・メールにある

シャトー・グラン・ジャンを訪れました。

このシャトー・グラン・ジャンの歴史はなんと・・・

250年!!

というから驚き。 シャトーを所有するのはデュロン家で、代々家族経営でシャトーを営んでいます。

オーナーのミッシェル・デュロン氏(写真右)とその奥様(写真中央)、営業担当をしている次女のソフィーさん(写真左)です。

この日はご不在でしたが、長女のキャロルさんがシャトーの跡を継ぐべく、ワイン醸造の勉強をされているとのことです。

250年間ずっと、一つの家族が脈々とシャトーを守り続けているのだな、としみじみと思います。

さて、そんな歴史あるシャトーを見て回りましょう。

ここはかつてデュロン家が所有していたシャトー。

今は別の人が住んでいてシャトーではありませんが、地下には立派な天然のセラーがあります。

このセラーは今もデュロン家で使われており、150個の樽が貯蔵されています。

真っ暗なので写真はありませんが、地下セラーの一番奥には水源があり、それがセラー全体の湿度と温度を一定に保ってくれています。

ひんやりとしてとても気持ちいいセラー。

こういうセラーには、まるで上質のチーズのような、独特の良い香りがします。

さて畑を見に行きましょう。

この区画はちょうど醸造設備がある蔵の目の前にある畑で、シャトーが持つ畑の中で一番の長老、なんと樹齢は60年近いというから驚きです!

この区画のブドウは若い区画のブドウとブレンドされ、シャトー・グラン・ジャンに使われています。

高い樹齢のブドウを使うと、より複雑なワインが生まれます。 グラン・ジャンのワインがフレッシュ&フルーティーながら複雑な旨味を持つのは、こうした歴史ある畑のおかげと言えます。

ボルドーの中でも、割と控えめな存在のアントゥル・ドゥ・メールですが、探してみると素晴らしいシャトーがたくさん見つかります。 グラン・ジャンもまさにその一つ。派手さはないけれども美味しくて親しみのあるワインを造り続ける、伝統あるシャトーでした。

最後におまけの1枚。

プリムール試飲で訪れたシャトー・マルゴー!

なんだかんだ、ミーハーですね。。

さて次回はボルドー市の北、ブライを訪れます。乞うご期待!』

【中部イタリア現地レポート Vol.3 ~ラ・バイア・デル・ソーレ編~】

現地情報2013-04-16

市橋です。

第3弾として、「ラ・バイア・デル・ソーレ」社をピックアップしました。

イタリア北部の「海の玄関口」、リグーリア州のラ・スペツィアという町から約30km離れたOrtonovo オルトノーヴォという小さな村に「ラ・バイア・デル・ソーレ」社があります。

同社は約15haのブドウ畑を所有しますが、これでも同州では大規模生産者と言えるそうです!(他の州なら、「たった15ha」と言うところですが)

オーナー:フェデリーチ家

家族経営のワイナリー!魚介料理に合う、ヴェルメンティーノ種のスペシャリスト!』

ヴェルメンティーノ種はなかなか日本では馴染みの薄い品種ですが、魚介料理との相性は抜群。ストラクチャーの強さと、アロマの強さが特徴的で、イタリアでは海沿いのワイン産地で好まれるブドウ品種です。

イタリアンはもちろんのこと、魚介をベースとした和食にも合わせたい、万能品種こそ「ヴェルメンティーノ種」です。

 

畑はまとまった所に無い!こっちにちょっと、あっちにちょっと・・・

バイア・デル・ソーレ社のブドウ畑は、実に10数か所にパーセル(区画)もあります。15haが総面積ですから、各区画は平均:1ha前後ずつという計算になります。

Aの畑仕事が終わったら、Bへ移動して…、Bが終わったらCに移動して…、重労働ですね。

しかし、同社は「リグーリア州は全てのエリアがブドウ栽培に向いているとは限らない。しかも、色んな場所に畑があった方がワインが出来上がった時に様々な香り・味わいを形成するから自分たちとしてはポジティヴに考えている」とのこと。

これだけの仕事量で造られるワインですが、お値打ちなワインの価格で飲めるのですから消費側としては非常に有難いことです。

真摯な生産者「ラ・バイア・デル・ソーレ」

1989年より自社元詰めを開始し、年々品質が上がっていると評判のワイナリーです。

この地でのブドウ栽培の歴史は、ローマ時代まで遡り、ワイナリーのすぐ近くには、当時使用されていた円形劇場の跡も現存しています。

ワインラベルにはこの土地をイメージしやすいように代表的なモニュメントである円形劇場をデザインしています。

【ワイナリー情報はこちら】

「モトックス・ヒストリー ~ history of mottox ~」がバージョン・アップしました!

企業ニュース2013-04-15

モトックスの創業から現在までの歴史をまとめた

「モトックス・ヒストリー ~ history of mottox ~」。

まもなく記念すべき“100周年”を迎えるモトックスの歴史を

一気にご覧いただくことのできるこちらのコーナー、

今回、少しですがバージョン・アップしました!

(画像表示の際に表現効果を追加しました)

上から下へスクロールしていくと、

そこに表示されている出来事に関連した画像がズーム・アップして

現れてきます。

↓ 是非とも、チェックしてみてください!

http://www.mottox.co.jp/history/index.html