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シェフやソムリエの好みや修業場所まで考えて、商品を提案
ワインって農作物と一緒なんですよね。生産者が想いを込めて育て、作っていく。だから、それぞれ違うし、個性がある。そこが魅力だと思うんです。そして、私たち営業担当が橋渡しをすることで、ワインの豊かな個性が飲んだ人の「おいしい」という感動に変わっていく。それが私たちの仕事の醍醐味だと思っています。
私は飲食店様にお酒を卸している業務用酒販店様を担当しているので、飲食店様を回ることも大切な営業活動。あらかじめシェフやソムリエに好みを伺ったり、得意料理は何か、どこで修業されてきたのかなどもリサーチして、できるだけお好みに合ったワインを提案するようにしています。また、時には担当の飲食店様で実際に食事をして、どんな客層なのか、どんなワインがよく注文されているのかを見ることも。おいしいものを食べながらのリサーチは大好きな仕事のひとつです。
最近上手くいった例はシャンパンですね。シャンパンはブランドで選ばれるケースが多いんです。当社には知名度は低いけれども、泡立ちが繊細で味に深みがあり、しかもリーズナブルな商品があるので、良いシャンパンを探しているという飲食店様にご提案したところ、「見つけた!」と言ってくださって。そういう時はやはり嬉しいですね。
新人は新人ならではの強みを活かせば大丈夫
私が新人の頃、先輩から「営業の仕事はコンサルタント。モノを売りにいくのでなく、お客様と一緒に売れる仕組みを考え、提案することが大切」と言われ、それが私の営業のベースになっています。その先輩にはしんどい時に声を掛けていただいたり、いろいろな面で助けていただいたりしたので、私も後輩たちにはできるだけ声を掛けるようしています。
新人の場合、ワインに対する恐怖感があると思うんです。種類は多いですし、知識も必要になりますから。でも、新人には新人の強みもあるんです。それはワインを飲み始める20代前半の人の感覚を持っているということ。ワインをまったく知らない人たちは、どんなものを「おいしい」と感じるのか。これは私たちも知りたいですし、酒販店さんはもっと知りたいと思うんです。ワインの知識はなくても、そういう強みは必ずあるわけですから、心配せずに頑張ってほしいですね。
とくにモトックスの場合、新人はみんなで育てていこう、何かあればみんなでフォローしようという気風があるので、素直で前向きな人であれば誰もが成長できると思います。

