こんにちは、ヨーロッパ駐在の中原です。
日本には四季がありますね。朝晩が涼しくなり秋の到来を感じている方も多いことかと思います。
夏の盛りが過ぎて、少し過ごしやすくなってくる頃、夏バテといわれる体の疲れを感じやすくなります。
そんな時に、ピッタリな地中海でよく食べられる家庭的なスープをみなさんにご紹介しようと思います。
味わい深いながらもキリッとした白ワインを合わせるのがおススメですよ。
プロヴァンサル・スープ レシピ・作り方
【材料】
・ズッキーニ1本
・なす 1個
・セロリ 1本か2本
・玉ねぎ 1個
・パプリカ1個か2個
(赤と黄色などカラフルな方がいいと思います。)
・ベーコン 1パック(細かく切る)
・ニンニク 1片(みじん切りにする)
・お好みで、白インゲンを入れても可
・ジェノベーゼソース 市販のもので可
(ニンニク1片、バジル50枚、松の実50g、パルミジャーノ50g、オリーヴオイル50gをミキサーに入れて回すと作ることができます。)
【手順】
- 1.
みじん切りのにんにくとオリーブオイルを鍋に入れて中火にかけます。
香りが出てきたらベーコンを入れて炒め、玉ねぎ、セロリ、パプリカ、ナス、ズッキーニの順番に加えて炒めます。 - 2.野菜がある程度、炒まったらホールトマトを崩しながら加えて水を入れ、
野菜が好みの硬さになるまで煮込みます。
- 3.仕上げにジェノベーゼのペーストをお好みで加えます。
< ワンポイント・注意点 >
★野菜はできるだけ同じ大きさに切った方が火の通りが均一になります。
★『ラタトゥイユ』と材料が同じです!
ラタトゥイユの場合は、水は加えずに蓋をして、野菜の旨味を閉じ込めます。
★アレンジするなら、ラタトゥイユに少量の砂糖と赤ワインヴィネガーを加えると、シチリア風のカポナータになります!冷えていても、温かくても美味しいです。
【合わせるワイン サント・マグドレーヌ カシー白】
★★★クロ・サント・マグドレーヌ カシー 白の詳細はこちらから★★★
最初は温度を低めにしておき、アペリティフ(食前酒)をしながらフレッシュ感を楽しんでください。徐々に白ワインの温度が上がってきて、プロヴァンサル・スープをいただく頃には、ワインが、とても柔らかく、味わい深いものへと変わってきます。
シンプルに見えるこのスープですが、野菜のしっかりとした旨味と、バジルの清涼感、パルミジャーノのコクが合わさり、さらにワインが進みます!
地中海の港町ではブイヤベースが有名ですが、このスープもよく飲まれます。どのシーズンでもお愉しみいただけます。よかったら、ぜひお試しください。