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【2022年】イタリアワインの新酒「ノヴェッロ(Novello)」とは?解禁日は?輸入元が教える現地情報

【2022年】イタリアワインの新酒「ノヴェッロ(Novello)」とは?解禁日は?輸入元が教える現地情報

イタリアの新酒ワイン「ヴィーノ・ノヴェッロ(Vino Novello)」。その年に収穫したブドウでつくられるフレッシュなワインです。ノヴェッロの生産者から2022年最新の現地情報をお伝えいたします!

「ヴィーノ・ノヴェッロ(Vino Novello)」とは?

その年に収穫されたブドウを使い、イタリア各地でつくられる個性豊かな新酒ワインのことです!
ヴィーノ(vino)は『ワイン』、ノヴェッロ(novello)は『新しい』。フランスではボージョレ産が有名な「ヌーヴォ」と呼ばれるのと同じカテゴリーになります。

熟成させずに飲むワインの新酒は、果実味が豊かでとても新鮮な味わい、飲みやすい口当たり。日本にも航空便で輸入されるので、秋の解禁と同時に楽しむことができます。

ノヴェッロの解禁日

ノヴェッロの解禁日は毎年10月30日です。

現在のように10月30日となったのは2012年から。
それまでの解禁日は11月6日でした。変更のきっかけになったのはその時施行された新DOP、IGPというワイン法。イタリアの担当行政局(いわゆる農林水産省のようなところ)がそれまでのノヴェッロの取り決めと、新しいワイン法を一律にして単純化させました。

■ ワインの新酒もいろいろ。一番早く解禁されるのがノヴェッロ!

「新酒」と呼ばれているワインは世界各地にあります。
各国の有名な新酒ワインと解禁日はこちらです。

ワインの種類 生産国 解禁日
ヴィーノ・ノヴェッロ (Vino Novello) イタリア 毎年10月30日
ボージョレ・ヌーヴォ(Beaujolais Nouveau) フランス 毎年11月第3週の木曜日
デア・ノイエ(Der Neue) ドイツ 毎年11月1日
ホイリゲ(Heurige) オーストラリア 毎年11月11日
山梨ヌーヴォー 日本 毎年11月3日

「ボージョレ・ヌーヴォ(Beaujolais Nouveau)」

フランスのボージョレ地区でつくられる、主にガメイ種からつくられる赤ワイン。日本でも有名ですね。こちらの解禁日は毎年11月の第3木曜日です。

「デア・ノイエ(Der Neue)」

ドイツでつくられる新酒です。解禁日は毎年11月1日です。

「ホイリゲ(Heurige)」

オーストリアでつくられる1年未満のワインのこと。解禁日は毎年11月11日です。

「山梨ヌーヴォー」

日本の山梨県でその年に収穫されたブドウ(白ワインなら甲州、赤ワインならマスカット・ベーリーA)でつくられたワイン。解禁日は11月3日です。

これまでに挙げた新酒の中でもノヴェッロが10月30日解禁と一番早いのがわかります。
2022年新酒の幕開けをノヴェッロで楽しみましょう♪

■ ノヴェッロ解禁!カウントダウン時はご注意を!

フランス産ヌーヴォの解禁は午前零時。しかし、ノヴェッロの解禁は零時1分なんです!

生産者がワインのラベルに『novello』の記載をするためには、イタリアのワイン協会(UIV)に申請を出す必要があるのですが、この申請期限が『10月30日になるまで』と定められているからです。 申請期限と解禁が重なってしまわないように、申請00分まで、解禁は01分となっているそうです。

正確な解禁は、『10月30日 0:01』なので、お間違いないように。

ノヴェッロってどんなワイン?

■ 産地、ブドウ品種

ノヴェッロで使用するブドウ品種や産地は細かく決まっておらず、その地域にある地ブドウを用いてつくられます。
モトックスで取り扱いのある「コンティ・ゼッカ」社では、プーリア州で栽培されているプリミティーヴォとネグロアマーロを使用しています。

■ 2022年の価格について

最近のニュースで話題になっているように、2022年は「値上げの年」となりそうです。
原油高による輸送コスト、コンテナ運賃の増加、円安、とそれぞれの問題が絡み合っています。

ノヴェッロとのマリアージュ~現地で合わせる食事~

【カスターニェ /Castagne (焼き栗)】

現地ではノヴェッロと言えば焼き栗、というくらい最高の組み合わせ食材です。昔はどの家にも暖を取ったり煮炊きする炉がありました。そこで焼き栗を焼きながら新酒を楽しむ伝統があります。
毎年行われている新酒祭でも焼き栗とその年のノヴェッロを楽しむことができます。

【ピットゥーレ/ Pittule】

プーリア州の代表的な軽食で、小麦粉を練ったものを揚げた一口サイズのパン。基本的には塩味だけなのですが、海苔やローズマリーで味付けしたものなど、色々なバリエーションのものがあります。
昔から食べられている素朴なおやつで、シンプルだけど懐かしい味わい。焼き栗と共にノヴェッロととても相性のいいお料理です。

【ソフリット・ディ・チーマ・ディ・ラーパ / Soffritto di cima di rapa(チーマ・ディ・ラーパの炒めもの)】

日本の菜の花に似た野菜ですが、チーマ・ディ・ラーパの方がより苦味があります。苦味のある野菜とわずかに甘いポテトのピューレを一緒に食べるとバランスが非常にいいです!
日本だとブロッコリーでも代用できます。現地では青菜はクタクタになるまで茹でるので、ブロッコリーも塩をたっぷり入れたお湯でしっかりと茹でるのがイタリア式!そのあとに塩とニンニクで炒めるとノヴェッロと相性が良くなります。

【ポルペッティーネ・アル・ポモドーロ / Polpettine al pomodoro (ミートボールのトマト煮込み)】

日本人のカレーライスやハンバーグのように誰からも愛されるイタリアの国民食。典型的な家庭料理で各家庭にマンマの味があります。

2022年7月現地情報 / コンティ・ゼッカ

生産者【コンティ・ゼッカ】より届きました

2022年は温暖な気候で、冬には十分な雨が降りました。3~5月にかけては湿度が低く、平均的な天候、気温が続き6月になり一気に暑くなりました。気温は例年31℃ほどですが、今年は37~38℃まで上昇し、暑い日が続きました。
鋤で土を掘りかえす作業などを行うことにより、土壌の水分が保たれます。これにより畑は健全な状態を維持することができ、ブドウへのストレスが最小限に抑えられます。

現在ヨーロッパで猛威をふるっているアフリカからの熱波の影響で、北・中央イタリアでは記録的な高温が続いています。コンティ・ゼッカのワイナリーのあるプーリア州レヴェラーノはこの熱波の影響を受けておらず、例年通りの気温で素晴らしい天候が続いています。
また、ブドウに余分なストレスを与えないよう、最善の注意を払っており、ブドウの状態は完璧です。このまま理想的な天候が続くことを祈っています。

ネグロアマーロ

プリミティーヴォ

イタリア
イタリア

Azienda Agricola Conti Zecca

アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ

Azienda Agricola Conti Zecca
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