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フランス
フランス ボルドー

B.C.V.社 ジョンズ・セレクション

Borderac Crus & Vins

「こだわりボルドーをご提案!」
真に美味しいボルドーワインを探し続けるネゴシアン!

真の美味しいボルドーワインを求めて。

人気の原産地呼称やヴィンテージ、流行のスタイルなどではなく、「造り手の魂、真に美味しい価値のある商品」を探すべく、ボルドー中を奔走するジョン・リーヴス氏。日本ではあまり知られていない優良希少銘柄を紹介してくれています。生産者と向き合い、造り手の熱意こもったワインを多数取り揃えています。

シャトー・ボワ・ド・ローラン キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

姉妹で手掛ける、フレンドリーな味わいのボルドーワイン

 

女性オーナーが所有するシャトー・ボワ・ド・ローランは、石灰岩台地が備わる、アントル・ドゥ・メール北東部クベラックに位置しています。かつて銘醸地サン・テミリオンと地続きだったこの台地には、この土地のポテンシャルを見出した修道士によって早くも1850年頃に醸造所が建てられ、それ以来ずっとサステナブルな農法によりワイン造りが行われてきました。現在は、殺虫剤の不使用、雨水の再利用のほか、鳥の巣やハチの巣の保護も行い、多様性のある環境を所有地全体で行っています。

 

現在のオーナー、ジェロマン家が所有する前は孤児院としても利用されていたシャトー。辛い過去を持つ子どもたちに安らぎを与えてきた歴史を連想させるような、どこか優しさのある味わいです。ジェロマン家が所有してからは3世代に亘って畑の手入れや設備投資を行い最新の技術を取り入れ、サン・テミリオン・グラン・クリュ・クラッセレベルの土地のポテンシャルを活かしたワインを生み出しています。

シャトー・デュ・ベルジェイ

忘れ去られたハイポテンシャルなテロワール殻生まれるワイン


ペトリュスと同じ土壌!?

1960年設立、現当主オリヴィエ・グジョン氏が三代目。オリヴィエ氏は12歳の頃から親の仕事を手伝いながらワイン造りの仕事を覚きました。フロンサックの北東端、イル川のほとりにあるシャトーは、厚い石灰質層の上に赤粘土や白粘土に加えて、ペトリュスの畑で主に見られる青粘土も構成されており、ポテンシャルの高さが伺えます。「カベルネ種はこの土地に合わない」とメルロー種100%にこだわったワインです。

 

隠れた素晴らしいテロワール

「何故フロンサックが注目されないのか疑問だ」とボルドー評論家として知られるジェーン・アンソン氏は自身の本「Inside Bordeaux」で語っています。サン・テミリオンと同じ石灰岩台地が広がり、かつサン・テミリオンよりも質の高低が少ないフロンサックには、素晴らしいワインで溢れかえっています。しかも値段も安い!なのに、格付けがないというだけで忘れ去れているのです。お買い得ワインを探しているなら、ぜひ注目しておきたい産地です!

シャトー・ル・マノワール

ペトリュスと同クローンを使用!

銘醸レグリーズ・クリネの元セラーマスターが手掛ける、ハイスペックワイン!

 

銘醸と同設備・同クローンを使用

オーナーのジャン・クロード・ギロー氏はポムロールの銘醸レグリーズ・クリネで25年以上セラーマスターとして働いていました。90年代からはレグリーズ・クリネと同じ設備(タンクやポンプ、樽など)を採用し、銘醸ワインにも使用される最高の技術が導入されています。さらに、ペトリュスと同じクローンを使用(レグリーズ・クリネも同クローン)しており、最高のポテンシャルを秘めたワインでもあります。また土壌分析に詳しいギロー氏はラランドでも最高のテロワールとされる畑を購入し、栽培・醸造における化学薬品の使用を最小限にしたサステナブル農法を実践しています。

 

クラス・ド・フェールを活かしたワイン造り

ラランド・ド・ポムロールには高品質ワインを生むとされるクラス・ド・フェール(酸化鉄土壌)が存在しており、造り手にとっては隠れた人気エリアです。しかし粘土の含有量も多く水はけが悪すぎる区画もあり、場所を選ばないと良質なブドウは育たず、値段が高いだけの悪質ワインになりかねません。ギロー氏は土壌エキスパートとしても知られており、彼の手腕により良質でお手頃なワインが造られています。

シャトー・レ・ヴィミエール

5大シャトーのうち4つを手掛ける超人のワイン


格付けシャトーの7割近くをコンサル

ボルドーのコンサルタント界のトップに君臨するエリック・ボワスノ氏は、メドックの約190ものシャトーをコンサルし、約7割近くの格付けシャトーも見ています。そのうち、オー・ブリオンを除く5大シャトーもエリックのコンサルを受けています。その他、デュクリュ・ボーカイユ、ラス・カーズ、ピション・ラランド、レオヴィル・バルトン、グリュオー・ラローズ、コスなど… 彼はまさに世界を代表するボルドーワインの立役者です。

 

グランヴァンはヴィミエールから生まれる!?

シャトー・レ・ヴィミエールはエリック自らが所有するワイナリーです。サン・ジュリアンとマルゴーの間に位置する、自分の目が行き届く範囲の規模(約1.5ha)の畑で栽培しています。この畑では様々な実験も行われており、その成果をグラン・ヴァンにも活用しています。まさに、グラン・ヴァンの根源はヴィミエールにあるのです!

エリック・ボワスノ氏 エリック・ボワスノ氏

シャトー・ミル・ローズ

亡き母に捧げる「千本の薔薇」


ミル・ローズ…名前の由来

 

造り手のダヴィッド・フォール氏は幼少期にご両親を事故で亡くされ、唯一記憶に残っている思い出が「庭でたくさんの綺麗なバラをガーデニングしているお母さん」の姿なのだそうです。そこから、自分のワインを「千本の薔薇」と名づけたという、切なく温かいストーリーがあるワインです。


20年以上綺麗に守れてきた畑

シャトー・ミル・ローズは2013年に有機認証を取得していますが、現オーナーが1999年にシャトーを取得してから畑はずっと化学薬品を使用せずに守られてきました。その畑はとてもクリーンで、明らかに周囲と違う自然環境が整っています。ここから生まれるワインは芯から染み出る活力に満ちており、エネルギーを感じる味わいに仕上がります。

シャトー・シャントリュヌ

マルゴー3級カントナック・ブラウンの醸造長が夜な夜なこっそり造る「通」なワイン


マルゴー格付3級のシャトー・カントナック・ブラウンの醸造長が個人で所有するプライベート・シャトーで、写真にもあるように選果作業をはじめ全ての作業を自らの手で行っています。シャトーを購入したのは2005年ですが、その前から手作業で畑を耕し、土を柔らかくする努力を欠かしませんでした。「月に歌う」という名を持つ通り、ブドウをフレッシュな状態で得るために夜明け前にブドウの収穫を行います。日中はカントナック・ブラウンで働き、夜はひっそりと自分の好きなワインを仕込んでいるのです。

 

エリック・ボワスノ氏と親友でもあるジョゼの哲学は「ワインの品質の85%は畑で決まる」。収穫は夜が明ける前に素早く機械を使って収穫し、その後醸造長自らも参加して厳しい選果を行います。格付シャトーで培った技術・ノウハウを採り入れ、規模は小さいながらセラーは「重力式」。ブドウに負担のかからない最良の方法です。栽培はリュット・レゾネ。