1904年から受け継がれる、ヴィンテージの記録
ランソンでは1904年から、優れた年に造られたヴィンテージ・シャンパーニュを地下セラーで保存してきました。地下約15mに広がるセラーには、ヴィンテージを長期間熟成させるための20の専用ギャラリーが設けられ、1904年から2012年まで、2世紀にまたがる数多くのヴィンテージが受け継がれています。
その長期熟成を支えるランソンの特徴のひとつが、ノン・マロラクティック製法です。マロラクティック発酵を行わないことでフレッシュな酸を保ち、その酸を骨格として長い瓶熟成を重ねることで、時間とともに香味の奥行きが生まれていきます。
今回販売する1989年、1995年、1996年も、そうしたランソンの熟成哲学のもとで長い時間を重ねてきたヴィンテージです。単に「古いシャンパーニュ」ではなく、その年のブドウの個性と、メゾンが培ってきた長期熟成の技術の双方を感じられるコレクションとなっています。
今回リリースされるラインナップ
今回のラインナップは、ランソンのヴィンテージ・シャンパーニュ2種と、シャルドネを主体とした「NOBLE COLLECTION」2種の全4アイテム。長期熟成を経た1989年をはじめ、評価の高い1995年、1996年と、それぞれ異なるヴィンテージの個性を楽しめる構成です。すべて専用木箱とパンフレットを付属し、各6~12本のみの限定販売となります。
ひと口に熟成シャンパーニュといっても、ヴィンテージごとの気候やブドウの構成、熟成期間によって、その表情はさまざまです。果実のニュアンスを残しながら熟成香を深めたもの、シャルドネを主体に長い時間を重ねたものなど、ランソンが守り続けてきたヴィンテージの違いを、マグナムという特別なフォーマットで味わえます。
長い年月を経たシャンパーニュだからこそ感じられる熟成の奥行きと、ヴィンテージごとの個性。ランソンが2世紀にわたり受け継いできた時間をたどるコレクションをお届けします。
ランソン ヴィンテージコレクション マグナム 1996

乾いた夏と冷涼な夜が生んだ偉大な1996年。
豊かな果実と滑らかな酸が溶け合い、熟成によるブリオッシュのニュアンス。華やかさと緻密な余韻が続く、凝縮感と気品ある味わい。
※限定数10本
・品種:ピノ・ノワール 53%/シャルドネ 47%
・醸造:瓶内二次醗酵/ステンレスタンク(MLF無)
・デゴルジュマン日:2018年9月
・残糖度:3g/L
・品番:624731
・容量・入数:1,500ml×1
・希望小売価格:210,000円
ランソン ヴィンテージコレクション マグナム 1989

春の霜と暑く晴れた夏がもたらした偉大な年。
熟した果実味やキャンディーフルーツ、土のュアンスが重なる奥深い香り。ふくよかな味わいと長く続くチョーキーな余韻が印象的。
※限定数12本
・品種:ピノ・ノワール 56%/シャルドネ 44%
・醸造:瓶内二次醗酵/ステンレスタンク(MLF無)
・デゴルジュマン日:2023年2月
・残糖度:3g/L
・品番:624732
・容量・入数:1,500ml×1
・希望小売価格:185,000円
ランソン ノーブル・コレクション マグナム 1996

暖かく乾いた日々と冷涼な夜が生んだ偉大な1996年。
豊かな熟度と鮮烈な酸が見事に調和。深みと研ぎ澄まされた輪郭を備えた、気品と緊張感溢れる味わい。
※限定数6本
・品種:シャルドネ 70%/ピノ・ノワール 30%
・醸造:瓶内二次醗酵/ステンレスタンク(MLF無)
・デゴルジュマン日:2026年3月
・残糖度:3g/L
・品番:624733
・容量・入数:1,500ml×1
・希望小売価格:230,000円
ランソン ノーブル・コレクション マグナム 1995

暑く晴れた夏と厳しい選果が生んだ1995年。
豊かな熟度と複雑味が重なり合い、奥行きある味わいと長く続く余韻を備えた格調高い一本。
※限定数12本
・品種:シャルドネ 70%/ピノ・ノワール 30%
・醸造:瓶内二次醗酵/ステンレスタンク(MLF無)
・デゴルジュマン日:2026年3月
・残糖度:3g/L
・品番:624734
・容量・入数:1,500ml×1
・希望小売価格:188,000円
シャンパーニュ・ランソンについて
シャンパーニュ・ランソンは、1760年に創業された最も歴史のあるシャンパーニュ・メゾンの一つ。伝統と独自の専門知識、そしてシャンパーニュ造りへの深い愛情を持ち、最高品質のシャンパーニュの製造に情熱を注いできました。その卓越した品質は世界中のワイン愛好家や専門家から高く評価されています。
1900年、ヴィクトリア女王の時代に、シャンパーニュ・メゾンとして初めて英国王室御用達の栄誉を授かり、以来120年以上にわたり、王室との深い絆を築いてきました。
シャンパーニュ・ランソンのスタイルを象徴するのは、フレッシュでエレガントな味わいです。その根幹をなすのが、ノン・マロラクティック醗酵を採用する伝統的な醸造法です。マロラクティック醗酵を行わないことで、ブドウ本来の酸を保ち、ワインにいきいきとした活力と緊張感をもたらします。
この製法を継続しているメゾンは極めて少なく、ランソンはその独自性に誇りをもって守り続けています。さらに、厳選されたブドウの使用、高品質なリザーブワインの活用、そして長期熟成を組み合わせることで、複雑性と品格を備えたスタイルを確立しています。
