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スペイン
スペイン ラ・リオハ

エグーレン・ウガルテ

Eguren Ugarte

スペインの銘醸リオハ・アラベサ地区の老舗ワイナリー

高品質リオハで名高い「リオハ・アラベサ」を代表するファミリー

斜面に位置する畑 斜面に位置する畑

ワイナリーの設立は1870年、現オーナーで6代目となる、家族経営の歴史あるワイナリーです。着実な運営で成功を収め、1987年に現在の場所に移転しました。高品質なリオハワインで有名なリオハ・アラベサ地区に約100ヘクタールの自社畑を所有しています。畑は標高約600~700メートルとリオハの中では最も標高が高く、山間の斜面に小さな区画が点在するのが特徴で、独自の微気候によりクオリティワイン造りには最高のコンディションが約束されています。所有する畑の80%でリオハの代表的品種テンプラニーリョを栽培。黒ブドウは自社畑と買いブドウの全てが“高級地区リオハ・アラベサ産”で、ボデガでつくるワインの全てがリオハD.O.Ca.のワインになります。3,000個以上のオークの小樽や地下洞窟のセラー、グラヴィティシステムによる醸造設備を持つ中規模ワイナリーで、品質と価格のバランスにこだわったワインは、そのコストパフォーマンスの高さで国内外で広く支持を集めています。

高級産地リオハ・アラベサ

リオハのサブゾーン リオハのサブゾーン

点在する小さな区画 点在する小さな区画

ウガルテ社の自社畑は、複雑なミクロクリマを形成するリオハ・アラベサ地区に位置しています。リオハの3つのサブゾーンの中では最も北にあり、山間の斜面に非常に小さな区画が点在するため、大量生産には不向きな場所です。行政的にはアラバ県に属しており、バスク人の土地でもあります。畑は南向きの高い斜面上にあり、土壌は粘土石灰質が豊富で、樹齢100年以上のブドウ樹も数多く残ります。酸味が高く、骨格があり、香り豊かでエレガントなスタイルの、非常に品質の高いリオハワインが生まれます。

大西洋気候と地中海性気候が出会う場所

ボデガの正面にあるカンタブリア山脈 ボデガの正面にあるカンタブリア山脈

リオハは南西にあるデマンダ山脈が中央高地からの熱波を遮り、北に位置する1,200メートル級のカンタブリア山脈がビスケー湾から吹く冷たい北西風と雨を防ぐため、夏・冬とも比較的穏やかな気候であることが特徴です。リオハの中でも北部のリオハ・アラベサに位置するウガルテでは、ボデガの玄関から圧巻のカンタブリア山脈を望むことができます。比較的穏やかとは言え寒暖差は大きく、夏は最高気温35℃に対し、夜間は15℃まで下がります。山脈に沿って常に風が吹くため病害のリスクが少なく、リオハを横切るエブロ河のおかげで、乾燥地帯にもかかわらず適度な湿気が保たれることも特徴です。このような恵まれた気候が、ウガルテのワインを育んでいます。

受け継がれる情熱

故ビトリーノ・エグーレン氏 故ビトリーノ・エグーレン氏

全長2キロに及ぶ手作りの地下セラー 全長2キロに及ぶ手作りの地下セラー

現在のボデガの礎を築いたのが、先代(5代目)オーナーの故ビトリーノ・エグーレン氏。凄まじいパワーの持ち主で、1990年に仲間の協力を得ながら、全長2kmにも及ぶ迷路のような巨大地下セラーをなんと手掘りで作り上げました。(ワイナリーがある土地は粘土の石から成るもろい土壌のため、人の手でも掘り進められるそう。)素手で作業することを愛したビトリーノ氏は、山の岩石と自然な傾斜を活かして、今ではワイナリーの大切な遺産となったこの洞窟を築き上げました。地下セラーは一年を通じて温度と湿度が一定に保たれており、ここでは特別な顧客が購入したワインを保管することもできます。セラーを訪れる人には、地下にいることでブドウの根が広がる大地に想いを寄せ、静寂や安らぎを感じて欲しいというビトリーノ氏の願いが込められています。「何事も環境に配慮すべき」という信念の元、ワインにとって理想的な環境を実現させたビトリーノ氏の想いは今も強くワイナリーに根付いています。

エノツーリズムにも注力

ボデガのホテル ボデガのホテル

ワイン造りと併せて、ウガルテが力を入れているのがエノツーリズム(ワイナリー観光)です。「ワインは素晴らしい友を運んでくれる」という想いをもとに、もっと身近にワイナリーを感じてもらえるよう、バレルルームが見下ろせるモダンな宿泊施設やスタイリッシュなレストランを運営しています。リオハ・アラベサの畑に囲まれた絶好のロケーションは、滞在型の旅を楽しみたい方におすすめです。