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『ジェームス・サックリング』2026年版 フランス TOP100 発表

『ジェームス・サックリング』2026年版 フランス TOP100 発表

世界でも有力なワイン評価サイト『ジェームス・サックリング』が、年に一度発表する『TOP 100』のフランス2026年版が公開されました。今回は、モトックス取扱いワインの中からランクインした銘柄を抜粋してご紹介。

あわせて、ジェームス・サックリングによる評価コメントもお届けします。

3位:シャトー・ディケム 2023 / シャトー・ディケム

※VT2023の日本入荷時期は2026年10月下旬 参考:VT2020⇩

ジェームス・サックリング評価:100点


完璧なアロマがワインの隅々まで行き渡り、オレンジピール、蜂蜜、バタースコッチ、サフラン、煙、ピートが力強く香り、コーヒーやドライアップルのニュアンスも感じられます。

フルボディでありながら重さを感じさせず、シルキー。果実味、甘み、スパイスのバランスも見事です。フィニッシュにはピーナッツ・ブリトル、ドライオレンジ、レモンの風味。今この瞬間の素晴らしさには驚かされますが、ほとんど永遠とも思える熟成力を備えています。残糖154g/L。今飲んでも、熟成させてもよいでしょう。

5位:シャトー・パヴィ・マカン 2023 / ティエンポン・ファミリー

ジェームス・サックリング評価:99点


石灰岩、プラム、柑橘、ミネラルの個性に、旨味を伴うほのかな塩味、牡蠣殻、干し肉、オレンジのニュアンスが重なります。まさにこのワインらしい典型性があり、チョーキーな果実味が豊か。

フィニッシュに向かってゆっくりとほどけ、溶け込んでいきます。際立つ個性と存在感。史上最高のパヴィ・マカンでしょうか。すべてが精緻です。

メルロ84%、カベルネ・フラン15%、カベルネ・ソーヴィニヨン1%。今でも楽しめますが、2027年以降がさらに良いでしょう。

7位:シャトー・モンローズ 2023 / シャトー・モンローズ

ジェームス・サックリング評価:100点


モンローズの新たな基準となる一本。極めて芳香豊かで美しく、ラベンダー、スミレ、鉛筆を削った木、カシスが香ります。複雑でミディアムボディ。筋肉質な骨格と凝縮感は別格で、果実の純粋さには夢見るような美しさがあります。

モンローズの新時代を告げるワイン。従来の約60ヘクタールではなく、現在はシャトー正面に広がる45ヘクタールの畑のみから造られています。有機栽培ブドウを使用。

カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ21%、カベルネ・フラン4%。2030年以降が飲み頃です。

9位:シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 2023 / シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド

ジェームス・サックリング評価:99点


引き締まり、焦点の定まった赤。カシス、ブラックベリー、ブラックチェリーの香りと風味に、リコリスのニュアンスがあります。ミディアムからフルボディで、緻密かつ堅固なタンニンは磨き上げられ、美しい質感。カシス、チョコレート、クルミの風味が広がり、フィニッシュにはほのかなスパイスを感じます。

デキャンタージュすると、気品と美しさが一層際立ちます。まさに圧巻。シルキーなタンニンの骨格を備え、非常に洗練され優雅です。有機・ビオディナミ栽培のブドウを使用。

カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロ17%、カベルネ・フラン3%。2029年以降が飲み頃です。

13位:シャトー・カノン 2023

ジェームス・サックリング評価:99点


ヴィンテージを代表する一本となり得るワイン。明るさと空気のように軽やかな個性が、ほとんど魔法のような存在感を与えています。スミレ、ラベンダー、ブラックベリーの香りは透明感にあふれ、生き生きとしています。

ミディアムボディで、優雅さと確かな存在感がどこまでも続く余韻を生み出します。ひとつの基準となる出来栄え。タンニンと酸が口中の隅々を優しく撫でるようです。

メルロ71%、カベルネ・フラン29%。2030年以降がおすすめですが、今味わってもすでに大きな喜びがあります。

14位:ヴュー・シャトー・セルタン 2023 / ティエンポン・ファミリー

ジェームス・サックリング評価:100点


熟して純度の高いブルーベリー、ほのかなブラックオリーブ、ラズベリー、スミレ、ミネラル、ラベンダー、サンダルウッドの完璧な香り。フィネス、奥行き、優雅さに魅了されます。

ミディアムボディで、驚くほどのエネルギーと長さを備えています。繊細さを極めた傑作。これ以上は望めないほどの完成度です。

メルロ82%、カベルネ・フラン18%。今飲んでも素晴らしいですが、美しく熟成するでしょう。2030年まで待つのがおすすめです。

15位:シャトー・コス・デストゥルネル 2023 / シャトー・コス・デストゥルネル

※VT2023の日本入荷予定なし 参考:VT2021⇩

ジェームス・サックリング評価:99点


驚くほど気品があり、余韻の長いワイン。力強いタンニンが見事に調和し、継ぎ目なく、ほとんど果てしなく続く印象を与えます。凝縮感があり、ミディアムボディながら、その力強さが並外れた躍動感を生み出しています。

このヴィンテージを代表する見事な一本。かつての偉大なコスを思わせながら、より明確な輪郭と現代性を備えています。まさにコスの復興。

カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ33%、カベルネ・フラン1%、プティ・ヴェルド1%。2029年以降が飲み頃です。

16位:シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 2023 / シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

ジェームス・サックリング評価:99点


非常に繊細で複雑。スミレ、ラベンダー、濃色のバラ、フレッシュなカシスが香り、よく開いています。ハーブの素晴らしいニュアンスも。

フルボディで、極めてきめ細かなタンニンが多層的な質感をもたらし、旨味に満ちたジューシーなフィニッシュが明るさと余韻の長さを際立たせます。終盤は爽やかな酸が生き生きと感じられます。若々しく純粋。カベルネ・ソーヴィニヨン86%、カベルネ・フラン10%、メルロ4%。2028年以降が最適ですが、今味わっても心躍る仕上がりです。

24位:シャトー・ポンテ・カネ 2023 / シャトー・ポンテ・カネ

ジェームス・サックリング評価:98点


歯切れよく鮮やかなポンテ・カネ。ブルーベリー、ブラックベリー、バラ、スミレに、サンダルウッドと黒鉛が香ります。ミディアムボディで、極めてきめ細かなタンニンが長く、口中を優しく包みます。クリーミーな質感に、砕いた石やほのかなセメントのニュアンス。フィニッシュには豊かなエネルギーがあり、親しみやすさと長い余韻を備えています。

噛み応えがありながらシルキーで、明るく鮮やかな余韻へ。ビオディナミ栽培のブドウを使用。

カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロ39%、カベルネ・フラン6%、プティ・ヴェルド3%。3~4年後から楽しむのがおすすめです。

26位:シャトー・レ・カルム・オー・ブリオン 2023 / シャトー・レ・カルム・オー・ブリオン

ジェームス・サックリング評価:98点


スパイス、甘いタバコ、土、タール、火打石、バラの花びら、フレッシュなバジル、ローリエの香りが明瞭に立ち上がります。

ミディアムからフルボディで、引き締まり焦点の定まった味わい。目の開いたような粒立ちのタンニンはよく溶け込み、わずかにドライな印象です。旨味豊かでジューシー、スパイシー。

全房発酵60%。カベルネ・フラン50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、メルロ20%。有機栽培ブドウを使用。すでにとても美味しく飲めますが、2~3年後、さらにその先には一層良くなるでしょう。

28位:シャトー・オー・バイィ 2023 / シャトー・オー・バイィ

※VT2023の日本入荷予定なし 参考:VT2019⇩

ジェームス・サックリング評価:98点


このワインのほぼ完璧な姿。牡蠣殻、ヨード、石、煙、ブルーベリー、ブラックベリー、灰、黒鉛の驚くべき香り。ミディアムボディで、中盤に堅固で伸びやかなタンニンがあり、緊張感と風格を与えています。豊かなフェノールが厚みのあるシルキーな質感を形成。偉大さを予感させる余韻が長く続きます。

カベルネ・ソーヴィニヨン58%、メルロ34%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド4%。2030年以降が飲み頃です。

35位:シャトー・スミス・オー・ラフィット 白 2023 / シャトー・スミス・オー・ラフィット

ジェームス・サックリング評価:98点


スライスしたリンゴ、洋梨、砕いた石の香りに、レモンの花、スイカズラ、ライムゼストがほのかに重なります。ミディアムからフルボディで、見事なエネルギーと純粋さがあり、クリーム、ヨーグルト、焼きリンゴのニュアンスも程よく感じられます。

緊張感と豊かな風味を備え、フィニッシュにはフェノール由来のほのかな質感と塩味のある下支え。バランスは見事です。重さを感じさせず、余韻は長く続きます。

ソーヴィニヨン・ブラン90%、ソーヴィニヨン・グリ5%、セミヨン5%。ビオディナミ栽培のブドウを使用。今飲んでも、熟成させてもよいでしょう。

42位:パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー 2023 / シャトー・マルゴー

ジェームス・サックリング評価:99点


ドライパイナップル、牡蠣殻、グレープフルーツゼストの香り。全房圧搾と20%の新樽で9か月熟成したことによる、厳格な佇まいがあります。

ミディアムボディで引き締まっており、切れ味鋭い酸と、純粋で質感豊か、輪郭の美しい果実味が、柑橘の躍動感と魅惑的な厳格さによって支えられています。今飲んでも、熟成させてもよいでしょう。

44位:シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 2023 / シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン

ジェームス・サックリング評価:98点


豊かで華やかなスタイルのバロン。力強いタンニンの骨格と凝縮感をたっぷりと備えています。フルボディで層が厚く、熟した果実味も豊富ですが、フィニッシュでは引き締まり、カシス、樹皮、花、ダークタバコ、黒鉛、柑橘を思わせる酸の風味が現れます。終盤は生き生きとしています。

カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロ20%。2029年以降が飲み頃です。

45位:シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン 2023 / シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン

ジェームス・サックリング評価:97点


ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、鉛筆の芯、火打石に、タールのニュアンスが香ります。ミディアムボディで、丸みのあるきめ細かなタンニンがクリーミーな質感と、長くジューシーな余韻をもたらします。

果実の純粋さは見事。フィニッシュには軽い噛み応えがあります。

カベルネ・ソーヴィニヨン92%、メルロ8%のブレンド。まとまるまで3~4年を要します。今飲んでも、熟成させてもよいでしょう。

47位:シャトー・カロン・セギュール 2023 / シャトー・カロン・セギュール

ジェームス・サックリング評価:97点


黒鉛、ブラックベリー、ブルーベリー、石を思わせる力強く芳香豊かな香りが、ドライスパイス、タバコ、ドライフラワー、タイムを伴うミディアムボディの味わいへと続きます。

口中にもこのワインらしい典型性が表れています。骨格があり直線的で、並外れた余韻の長さと緊張感。

カベルネ・ソーヴィニヨン72%、メルロ15%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド1%。4~5年寝かせるのがおすすめです。2029年以降にお試しください。

50位:シャトー・ギロー ハーフ 2023 / シャトー・ギロー

ジェームス・サックリング評価:97点


これは実に見事。果実に圧倒的な奥行きがあり、幾層にも重なるフェノールと強烈な貴腐の個性を備えています。口中に広がる乾燥キノコの粉末のようなニュアンスは非常に力強く、質感豊か。

フィニッシュはとても甘美ですが、果実味があり、輪郭も整っています。有機栽培ブドウを使用。まさに本物のソーテルヌ。

セミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%。

52位:シャトー・ジスクール 2023 / シャトー・ジスクール

※VT2023の日本入荷予定なし 参考:VT2021⇩

ジェームス・サックリング評価:97点


果実の純粋さが印象的です。ブラックベリー、カシス、スミレに、ほのかな石の香り。ミディアムからフルボディへと続き、堅固で磨かれたタンニンがよく溶け込み、余韻は長く続きます。

甘やかな果実味には力強さと豊かさがあります。ブドウ由来のタンニンが、クラシックな噛み応えをもたらします。

カベルネ・ソーヴィニヨン71%、メルロ23%、カベルネ・フラン6%。まとまるまで3~4年を要します。2028年以降がさらに良いでしょう。

63位:シャトー・ブラーヌ・カントナック 2023 / シャトー・ブラーヌ・カントナック

ジェームス・サックリング評価:97点


非常にしっかりとした骨格を持ち、力強いタンニンがワイン全体を貫いて躍動感を与えています。ミディアムボディで、魅力的なベリー、ほのかなバニラ、カシスの風味。タンニンの質は格別です。

極めて構造的なマルゴーで、まとまるまで3~4年を要します。2028年以降が飲み頃です。

67位:シャトー・ローザン・セグラ 2023 / シャトー・ローザン・セグラ

ジェームス・サックリング評価:97点


磨き上げられた美しさが実に印象的。ブラックベリー、カシス、ミルクチョコレート、チェリー、ほのかな石の香りが、繊細にひとつに溶け合っています。ミディアムからフルボディで、気品と洗練を備えています。

カベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロ13.5%、プティ・ヴェルド1.5%。カベルネの比率はこれまででも最高水準です。まとまるまで4~5年を要します。2029年以降が飲み頃です。

73位:シャトー・ランシュ・バージュ 2023 / シャトー・ランシュ・バージュ

ジェームス・サックリング評価:98点


このポイヤックの香りには、ミント、アスファルト、カシス、オレンジピールが表れます。凝縮した味わいのフルボディで、きめ細かなタンニンの骨格がクラシックな緊張感を生み出しています。

ドライフルーツ、クルミ、プラム、カシス、タールの風味。まさにクラシックなランシュらしさです。

カベルネ・ソーヴィニヨン71%、メルロ24%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%のブレンド。4~5年後が最良。2029年以降にお楽しみください。

78位:シャトー・フィジャック 2023

ジェームス・サックリング評価:97点


甘やかな果実、キャラメル、チョコレート、カシスの香りが実に魅惑的で、ほのかにオレンジピールも感じられます。

ミディアムボディで、凝縮感がありながら生き生きとしたフィニッシュ。タンニンは引き締まりつつヴェルヴェットのようで、爽やかな酸を備えています。純粋な果実味が美しく現れ、見事なバランスです。

メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン。3~4年の瓶熟成が必要です。今飲んでも、熟成させてもよいでしょう。

86位:シャトー・ヴァランドロー 2023 / シャトー・ヴァランドロー

※VT2023の日本入荷予定なし 参考:VT2021⇩

ジェームス・サックリング評価:97点


ヴァランドローは常に凝縮感、豊満さ、奥行きによって特徴づけられますが、2023年も例外ではありません。熟しながらもフレッシュなブラックベリー、リコリス、ダークチョコレート、ヘーゼルナッツ、胡椒が豊かに広がります。

骨格のあるフルボディで、引き締まったきめ細かなタンニンと、ジューシーで力強いフィニッシュ。艶やかで層が厚く、官能的な果実味があります。モダンで、1分以上続く極めて長い余韻。スケールは大きいものの、重さはありません。2027年から楽しめます。

90位:リフ 2023 / ティエンポン・ファミリー

ジェームス・サックリング評価:97点


この赤の魅力は、フィネスと緊張感に尽きます。ダークベリー、土、キノコ、ラベンダー、スミレの繊細な香り。

ミディアムボディで、極めてきめ細かなタンニンに、チョークやナツメグなどのスパイスがほのかに感じられます。フィニッシュはエネルギッシュで、ピノ・ノワールを思わせる繊細さがあります。

メルロ80%、カベルネ・フラン20%。今でも飲めますが、2年ほど待つとさらに良いでしょう。2027年以降にお試しください。

93位:シャトー・デュクリュ・ボーカイユ 2023 / シャトー・デュクリュ・ボーカイユ

ジェームス・サックリング評価:97点


非常に芳香豊かで、スミレ、ラベンダー、カシス、ブルーベリー、ほのかなオレンジピールが香ります。鉛筆の芯のニュアンスも。

ミディアムボディで見事に均整が取れ、極めてきめ細かく磨かれたタンニンを備えています。魅惑的で口中を優しく包み、継ぎ目のない長い余韻へと続きます。

カベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロ15%のブレンド。今でもとても美味しいですが、2018年以降がさらに良いでしょう。今飲んでも、熟成させてもよいでしょう。

出典:Top 100 Wines of France 2026: Greatness in the Bottle

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