- アメリカ カリフォルニア
デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ
Delicato Family Vineyards
『アメリカ最優秀生産者賞』に9度、
『アメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー』に3度も選ばれた優良生産者!!
カリフォルニアで1世紀、ブドウ栽培を行う歴史あるワイナリー
シチリア出身の「インデリカート」家が1924年より、3代に亘りカリフォルニアの地でブドウ栽培・ワイン造りを行ってきました。今日もそのフロンティア精神に変わりはなく畑第一主義でワイン造りに向き合います。畑ではサステナブル農法に取り組み、2009年には資源利用の効率化のための取り組みと環境問題についてのリーダー的立場が評価され『グリーン・アワード』を受賞。また、これまでに『US・ワイン生産者・オブ・ザ・イヤー』に9度、『アメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー』にも3度選ばれた優良生産者です。
アメリカで人気を博すナーリー・ヘッドシリーズ
ナーリー・ヘッド ジンファンデルはデリカート・ファミリー・ヴィンヤーズの顔とも言えるワインブランドです。その人気は年々上昇し、2010年5月以降アメリカ国内でも絶大な人気を誇り、国内売り上げ上位のジンファンデルとして成長してきました。
葡萄畑はジンファンデルの聖地としても知られる、銘醸地ロダイ。この地には大変貴重な樹齢30~85年を超える古木のジンファンデルが多く存在し、今日もこの環境でしか生み出せない極上の味わい深いワインを生み出してくれます。
「ナーリー・ヘッド=ごつごつした・頭」とは、ワイヤーを使わず株仕立てで栽培される昔ながらのブドウ樹の形を表していますが、そのほかにも「イカした」という意味が含まれ、洒落っ気のある名前がワイン名の由来となっています。
ジンファンデルの他にもシリーズには、同じくロダイ産のカベルネ・ソーヴィニョン、モントレー産ブドウを主体にしたピノ・ノワールがあり親しまれています。
禁酒法時代のオマージュとして生まれた 1924シリーズ
アメリカで禁酒法政策が取られていた1924年、デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズはカリフォルニアの地でブドウ農園を開きました。 1924シリーズは、1世紀以上たった今もブドウ栽培を続けワイン造りを行う、彼らの歴史と伝統の象徴として生み出されました。
アメリカでは禁酒法時代であっても、人々はお酒の楽しみを諦める事はありませんでした。ギャング達は密造酒を取引し、街では無許可の潜り酒場(スピークイージー)が営業し、酒好き達は大胆にもワインをすすり楽しみました。ある者は知恵を働かせ、医者がスピリッツを処方することから抜け穴を見つけバーボンと書かれたワインを入手し、またある者は本棚の奥に秘密の潜り酒場を作り営業しました。
1924シリーズはワイン好きとっては過酷とも言えるこの時代を生き抜いた人々の知恵と熱いエネルギーを感じる、この時代への敬意を示したシリーズです。
【生物多様性】モントレーでの取り組み
インデリカ―ト家では西海岸モントレー郡に所有するサン・ベルナベの農園内に野生動物が安心して生活できる壮大な環境を整えました。ここでは野生のイノシシ、コヨーテ、ウサギ、ホリネズミ、アナグマ、シカ、マウンテンライオン、ワシ、タカ、フクロウ、カモ、サギ、ムクドリ、ハゲワシ、そしてさまざまな魚が住み着いています。