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ニュージーランド
ニュージーランド ノース・アイランド

マタヒウィ・エステイト

Matahiwi Estate

NZが誇るバリューワインの到達点

畑からボトルまで、すべてに責任を持つからこそ出せるこの味、この価格

マタヒウィ・エステートは1988年、ニュージーランド北島南端に位置するワイララパ地方、マスタートン近郊に設立された家族経営のワイナリー。現オーナーのアラステアは、日本を含む海外勤務を経て故郷に戻り、地域の可能性に惚れ込みこの地に根を下ろしました。
設立以来、「高品質で親しみやすいワインを、より多くの人に楽しんでもらいたい」という想いのもと、ピノ・ノワールとソーヴィニヨン・ブランを中心としたワイン造りに取り組んでいます。現在はサステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド(SWNZ)の認証を取得し、環境に配慮した自然な栽培・醸造を実践。缶入りワインや地元アーティストとのコラボラベルなど、自由な発想でワインの楽しさも発信しています。
ブドウは75haに及ぶ自社畑で栽培されており、主力のワイララパに加え、シャルドネとシラーはホークス・ベイの選定畑から少量調達。ワイララパの自社畑は、ワインガワ川とルアマハンガ川の古代の川床に広がる水はけのよい沖積ロームに覆われており、ブドウ栽培に理想的な土壌を持ちます。日中は28〜32℃まで上がる一方で、晩夏から秋にかけての大きな寒暖差が果実に凝縮感と酸を与え、特にピノ・ノワールの品質を高めています。

「サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド(SWNZ)」の認証ワイナリー

偉大なワインは畑から始まる――それがマタヒウィ・エステートの信念です。ワイナリーは「サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド(SWNZ)」の認証を受けており、品質と環境への配慮を重視したプログラムのもとで栽培を行っています。畑の健やかさを保つため、花やカバークロップを植えて土壌の健康を促し、有益な昆虫を呼び寄せるなど、自然な方法を取り入れています。冬には羊を放牧して、ブドウの樹の間の草を管理しています。
ワイン造りにおいても、よりやさしく持続可能な方法を探求し続けています。

いつか自分のワイナリーを持ち、ニュージーランドの素晴らしいワインを造りたい

オーナー:アラステア・スコット氏 オーナー:アラステア・スコット氏

その想いを胸に抱き続けていたオーナーのアラステアは、海外での生活と仕事を経てニュージーランドに帰国し、自らの夢をマタヒウィ・エステートという形で実現させました。幼少期を過ごしたワイララパ地方には特別な思い入れがあり、この地こそが高品質なピノ・ノワールとソーヴィニヨン・ブランを生み出す理想的なテロワールであると確信。地域の中心都市マスタートンの郊外にワイナリーを構えました。
アラステアは現在も経営戦略の立案に携わると同時に、現場でのブドウ栽培やワイン造りにも積極的に関与しています。彼にとってワイン造りとは、情熱であり、ライフワークであり、人と人をつなぐ大切な手段でもあります。「かつてはブドウ畑を持つことが夢だった。今では、そのワインを世界中の人々と分かち合うことが私の夢です」と語るアラステア。その言葉の通り、彼は国内外のパートナーとともに、マタヒウィ・エステートの魅力を届けることに情熱を注いでいます。

世界が認める高評価ワインを生み出す、ワイララパの天才職人

醸造家 マイルズ・ディニーン氏 醸造家 マイルズ・ディニーン氏

マタヒウィ・エステートのワインメーカー、マイルズ・ディニーンはホークス・ベイ出身。なんと、現在の畑のすぐ裏手にある学校に通っていたという、生粋の地元育ちです。20年以上にわたりワイン業界で活躍し、ワイララパの歴史やブドウ栽培に適した理由を知り尽くす、まさに地域のエキスパートです。そのワイン造りは国内外で高く評価されており、これまで数々の名誉ある賞を受賞しています。中でも、2018年インターナショナル・ワインチャレンジで「世界最高のシラー」に輝いた実績は、ニュージーランドの実力を世界に示した快挙です。
その他にも、
‐Six Nations Wine Awards 2016:最優秀赤ワインブレンド
‐Decanter World Wine Awards 2016:最優秀ニュージーランド・シャルドネ
‐International Wine Challenge 2014:最優秀ニュージーランド赤ワイン
‐Decanter World Wine Awards 2013:最優秀NZ赤品種
そして近年では、IWCトロフィー最優秀ワイララパ・ピノ・ノワール、インターナショナル・クール・クライメート・トロフィー、ジャパン・ワインチャレンジ最優秀ロゼなど、栄誉ある受賞が相次いでいます。ワイン造りの手を離れるときは、家族と過ごす時間を大切にし、趣味の絵画、狩猟、ハイキング、旅行を楽しんでいます。実は虹への並々ならぬ情熱も持っており、その色彩美は彼のワインにも表れている…かもしれません。