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- イタリア トスカーナ
サンカバ
SANCABA
ヴィーニ・フランケッティが、標高650m~750mに位置する小さな畑から生みだす、品種のエレガンスとテロワールを映し出したピノ・ネロ。
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- Via Val d'Orcia 53047 SARTEANO (Siena) ITALIA
サンカバの可能性
フランケッティファミリーのカルロ・フラケッティ氏は2011年にウンブリア州とラツィオ州との境界に位置する町、サン・カッシャーノ・デイ・バーニの近くに土地を購入しました。
そこには前の所有者が植えたピノ・ネロの畑がありました。2012年にそのピノ・ノワールから自らが楽しむためのワインを醸造したところ、素晴らしい個性と可能性を秘めていることがわかりました。
2013年に故アンドレア・フランケッティ氏監修のもとワイン造りを開始しました。2013年には高密植でピノ・ネロを植樹し、2014年から2016年までは市場にはワインを出さず栽培と醸造で様々なアプローチを試し高品質なワイン造りに励みました。
2017年には2013年に植樹した畑の初収穫を迎え生産を再開しました。
2012年には,1200本しかなかった生産量は徐々に増え、現在では約60,00本のワインが生産されています。
サンカバはジャンシスロビンソンやファルスタッフでもフィーチャーされており、今後さらなる評価が期待されています。
ピノ・ネロに適した条件
サン・カッシャーノ・デイ・バーニ地区は、アペニン山脈から常に涼しい風が吹きくイタリア中部では比較的涼しい地域です。
また標高650mから750mに位置するブドウ畑は昼夜の温度差が大きくピノ・ネロを栽培するには好条件が揃っています。
ガレストロとアルベレーゼが主体の土壌で水はけがよく根が地中深くまで入り込みます。
2013年に植樹された畑ではブルゴーニュクローンを使用し1haあたり8,000株の高密植を行っています。