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スタッフのつぶやき

2024 モトックス アンバサダー紹介 為房 拓真さん

2024 モトックス アンバサダー紹介 為房 拓真さん

モトックスの2024年アンバサダー、為房拓真さんのご紹介です。レストランの味をお家で楽めるコンテンツをエンタメ感とともにインスタグラムを通じて発信中。地産地消のあるべき姿を「料理人」の立場から見つめるインタビューです。

たくまさんの自己紹介

『ごはんつくるひと。たくま』です。
インスタを通じた発信者としての「料理人」をしています。
飲食店のメニュー開発などをサポートしたり、発信を通じてオフラインシークレットレストラン、ポップアップイベント、出張料理をしたり食にまつわる活動をしています。

フレンチをはじめたきっかけ

私のアカウントでは「プロの作る料理を家庭でできるレベルに合わせる」ことをコンセプトにしています。
フレンチをベースにしているのですが、大阪で専門学校に通うようになる前まではイタリアンをやっていました。
シンプルに食材を活かすイタリアンと、足したり掛けたりするフレンチ。隣の国だけど、土地の文化が料理によく表れていておもしろいですね。私は学校の先生の影響でだんだん自分に向いているのはこっちではないかと思うようになって、最終的にはフレンチを選びました。

その人が好きだったから、自分もワインが好きになった

ワインに出会ったのはバイト時代に働いていた地元のレストランでした。専門学校を卒業した後フランスに行くためのお金を貯めるために半年間お世話になっていました。そこでソムリエさんにいろいろテイスティングさせてもらっていたんです。私にとってワインは学びの対象になっていました。
私はそのソムリエさんの人柄が好きで、だから自分もワインを学ぶようになりました。
最初はワインを心底美味しいと思ってない部分があったんですが、心を打たれる銘柄に出会ったことも思い出も残っています。

どの家庭にも地元のお酒があった

フランスに料理修行に出て、どの家庭にも必ず地元のお酒がストックされているのを見ました。食卓には必ずワインがありましたし、地下室にはストックがありました。「水を飲まずにワインを飲め」と言われるくらいワインは身近な存在でした。地元で採れたブドウだけを使って造られるワインは「地産地消の最たるもの」だと思いました。

ひとつの「想い」からインスタグラムへ

現在のアカウントで2023年7月末にリール動画をあげはじめました。日本の家庭では地産地消といえるお酒が冷蔵庫に入っていないことが多いです。地元の日本酒、日本のワインやお財布が許さなければ海外のワインもかまいません。とにかく「うちのハウスワインはこれ」というくらいの文化が日本でも根付けばいいな、という気持ちで発信をしています。ワインが先か、フランス料理が先か。どっちかが広がれば、もう一方も広がると思っています。

「伝える」と「伝わる」

コンテンツでは自分が「伝えたい」ということだけを先行させてしまわないように注意しています。
この分野に興味のない人にも見てもらえるように、エンタメの要素を大切にしています。「勉強したい」と思ってインスタを見る人は少ないと思うので、何かあったときにあんなのあったな、くらいに思っていただけたらちょうどいいです。
いろんな意見をコメントでもらえたり、たくさんのメッセージがもらえたりするとやりがいを感じます。顔の知らない人でもつながりを持てるというのはとてもうれしいことです。

自分にとって「ワイン」とは

インスタでの発信を通じて自分の学びにつながることがたくさんあります。
料理の勉強はしていましたが、撮影や編集をしたことはありませんでしたので初めてのことづくしです。でもどちらも好きなので大変だけど楽しめています。
ワインは仕事柄扱うものなので、学んでいかなければならない対象です。
アンバサダーになって改めて勉強しなければならない時間につながったことはとてもよかったと思っています。ワイン1本との出会いは新しい人と出会う感覚に似ています。
覚えてないワインもあるけど、いいワインだったなと記憶しているものもあります。
あの人と飲んだから、あの時飲んだから、と覚えているワインも素敵ですよね。私のコンテンツがワインと人が出会うきっかけにつながるといいな、と思います。

たくまさんのアカウント(instagram)

ごはんつくるひと。たくま @takuma_tamefusa


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