レモンの香りを楽しむ白ワイン
コクリコ ソーヴィニヨン・ブラン
コクリコは、フランスのシンボルである雄鶏(コック)と人生の多幸を表すポピーの花(コキュリコット)を合わせた造語。レモンやトロピカルフルーツの様な熟した果実味が楽しめます。
おすすめペアリング:「アヒージョ」
レモンの清涼感ある香りが、アヒージョのガーリックやオイルの余韻をすっきり洗い流し、後味に爽やかさをプラス。冷やして楽しむことで、より一層キレのあるペアリングに。
ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ
レモン、グレープフルーツ、洋ナシのような果実の香り。シナモンのような柑橘系の心地よい爽やかさ。ボリューム感があり、豊かなミネラルが味の構成を整えている。シャキッとした味わい。
おすすめペアリング:「白身魚のカルパッチョ」
柑橘系のアロマとキレのいい果実味が、白身魚の繊細な旨味を引き立てます。ワインに含まれるミネラルが、魚の舌触りをより滑らかに演出します。
オレンジの香りを楽しむワイン
ドモード ピノ・グリージョ
プーリアの太陽をたっぷり浴びた完熟ワイン。完熟オレンジやモモのようなアロマ。いきいきとした酸とほのかな苦味が心地よいワインです。
おすすめペアリング:「ペペロンチーノ」
完熟オレンジの香りが立ち上るピノ・グリージョは、にんにくの香りが食欲をそそるペペロンチーノに好相性。ワインの酸味がオイルの重たさを軽減し、あと一口が欲しくなる味わいに。
ウィマーラ リースリング
オレンジの皮、レモン、紅茶、バラのアロマを持ちます。ミネラル感豊かで、甘く熟したライムやアクセントにレモングラスやリンゴの蜜、スパイスを感じ、程よいボリュームを持ちます。
おすすめペアリング:「生春巻き」
ほのかなオレンジの皮の香りとエキゾチックなスパイスが、エビや野菜、ハーブが香る生春巻きとぴったり。アジアンテイストの料理との相性は抜群です。
グレープフルーツの香りを楽しむワイン
ヒドゥン・パール セミヨン/ソーヴィニヨン・ブラン
人気のオーストラリアンブレンド。レモンやグレープフルーツなどの柑橘果実と微かにハーブの風味が感じられます。明るく溌剌としたフレッシュな白ワインです。
おすすめペアリング:「シーザーサラダ」
ワインに感じるグレープフルーツのような香りが、サラダのチーズやクルトンのコクをさっぱりと調和。ハーブのニュアンスとも◎。
サンアントニオ ソアーヴェ モンテ・ディ・コロニョーラ
瑞々しい果実の香りが豊か。パイナップル、グレープフルーツのような甘酸っぱい印象。清涼感のあるフレーバーに、適度なボリューム感。綺麗な酸が口の中をリフレッシュしてくれます。
おすすめペアリング:「ホタテのバターソテー」
グレープフルーツのフルーティさが、ホタテの甘みと絶妙にマッチ。バターのコクにフレッシュさを加え、リッチで爽やかなマリアージュになります。
柑橘の香りとは?どんなワインに感じられる香り?
ワインをグラスに注いだときにふわっと香る、レモンやグレープフルーツ、オレンジのような「柑橘の香り」。主に白ワインに感じられる香りです。
レモンやグレープフルーツなどのサッパリとした香りを持つ代表選手は「ソーヴィニヨン・ブラン」。シャープでフレッシュな香りが特徴です。
オレンジのような甘さとほろ苦さが混ざったような香りであれば、「リースリング」や「ピノ・グリ」に多く感じられます。
「柑橘系の香り」があることで、白ワインはフレッシュで軽やかな印象になり、暑い季節にもすっきりと飲める心地よさが生まれます。
柑橘アロマの白ワインを夏におすすめしたい理由
柑橘系の香りはスッキリと爽やかな印象を与えてくれます。
暑すぎて食欲が落ちがちな夏でも、食事に柑橘系アロマの白ワインをプラスすることで、よりさっぱりと楽しませてくれます。
冷蔵庫でよく冷やして飲めば、フレッシュな果汁を感じるような爽快感があるので、夏の食卓に大活躍できる白ワインです。
冷やして飲むときのおすすめ適温は?
夏にスッキリとしたワインを楽しみたいのであれば冷やして飲むのがベスト。
おすすめの温度は、6~12℃。冷蔵庫でしっかり冷やし、飲む直前にグラスへ注ぎましょう。
最初は香りが弱いかもしれませんが、食事と一緒に楽しむとどんどん柑橘の香りが広がりますよ。
ぜひこの夏にお試しください。