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レポート

今月のバイヤーおすすめワイン【2026年8月】

今月のバイヤーおすすめワイン【2026年8月】

ワインの仕入れに欠かせない『バイヤー』。モトックスでは各国・地域ごとの担当バイヤーが日々美味しいワインを選び、仕入れています。

今月テイスティングした中で、バイヤーが「これ、いいな!」と思ったものをコメント付きでご紹介します。

ロゾランジュ

ロゼでも、オレンジでもない。いいところをひとつに。

「ロゾランジュ」は、ロゼワインの華やかな果実味と、オレンジワインの旨味や心地よいほろ苦さを掛け合わせた、ポール・マスならではの新感覚ワイン。

白ブドウを果皮とともに醗酵させ、途中で別に仕込んだロゼワインと合わせて、残りの醗酵を一緒に行うというユニークな製法で造られています。

赤いベリーや柑橘を思わせるフルーティな香りに、みずみずしい果実味。
そこにオレンジワイン由来の旨味とほのかなビター感が重なり、爽やかでありながら奥行きのある、絶妙な飲み心地に仕上がっています。

魚介やサラダはもちろん、出汁を使った和食や焼き鳥、エスニック料理まで、幅広い料理と楽しめるのも魅力。

ロゼでも、オレンジでもない。
それぞれの“おいしいところ”をひとつにした、新しいワインの楽しみ方です。

アルザス グラン・クリュ リースリング シュロスベルク / フルシュテントゥム

畑が違うだけの2本を飲み比べ


同じ生産者、同じ品種、同じヴィンテージ。 条件を揃えたうえで、「畑の違いがどれだけワインに現れるのか」を是非飲み比べていただきたい2本。

今回ご紹介するのは、アルベール・マンを代表する2つのグラン・クリュ・リースリング。アルザス初のグラン・クリュであるシュロスベルクと、ゲヴュルツトラミネールの銘醸地として名高いフルシュテントゥム。 隣接する畑でありながら、グラスの中では驚くほど異なる表情を見せます。

アルベール・マンが表現するアルザス


シュロスベルクは畑全体の約8割がリースリング。一方のフルシュテントゥムはゲヴュルツトラミネールが主体のグラン・クリュです。

そのためこの2本は、アルザス・リースリングの王道とも言えるシュロスベルクと、ゲヴュルツの銘醸地が生み出すフルシュテントゥムのリースリングを楽しめる組み合わせといえます。

アルベール・マンは、区画や土壌ごとの個性をワインとして表現することを大切にする生産者です。同じ生産者、同じ品種、同じヴィンテージでありながら、畑の違いによってこれほど表情が変わることは、その哲学をよく表しているのではないでしょうか。 ぜひ2つのグラン・クリュを味わいながら、それぞれのテロワールが生み出す個性をお楽しみください。

シュロスベルク


アルザス最初のグラン・クリュ。花崗岩土壌と風の影響を強く受けるテロワールから生まれるリースリングは、柑橘や白い花を思わせるアロマと張りのある酸が特徴です。

精密でフローラル、透明感にあふれたスタイルは、まさにアルザス・リースリングの王道と呼ぶにふさわしい一本です。

フルシュテントゥム


石灰質・泥灰土主体の土壌と温暖なミクロクリマに恵まれたグラン・クリュ。熟した果実やスパイスのニュアンスに加え、豊かなボリューム感と奥行きのある味わいが魅力です。

この畑はゲヴュルツトラミネールが約60%を占めるゲヴュルツの銘醸地として知られていますが、アルベール・マンはあえてリースリングを植え、この畑ならではの個性を表現しています。

カラヴェント オレンジ

両方味わえるのは今だけ!
名門ワイナリーの革新を、2つのヴィンテージのオレンジワインから味わう

南イタリアのプーリア州で500年以上の歴史を持つコンティ・ゼッカが手掛ける、オレンジワイン「カラヴェント」。
太陽をたっぷり浴びて果実がしっかりと皮まで熟す地域だから、果皮を漬け込んで造るオレンジワインでも過度なえぐみや苦味が出ることがありません。

そこにコンティ・ゼッカが長年培ってきたノウハウや、最新鋭の醸造機械が融合すると、非常にクリーンでピュアなワインができあがります。

コンティ・ゼッカの魅力は、長い歴史と人気がありながら、今でも日々新たな可能性を探求していること。

このカラヴェントも、2024ヴィンテージから品種や造りを変えており、今までとはまた違った新しいスタイルのオレンジワインが完成しました。
これまでに大切にしてきたスタイルと、新たなスタイルの両方が味わえるのは、まさに今だけ!

2つのヴィンテージを飲み比べて、日々新たな挑戦を続ける名門ワイナリーの真髄を感じてみるのも楽しいですね。

カラヴェント オレンジ 2023


2023ヴィンテージは、地品種マルヴァジーア100%を軽くプレスしてアンフォラで熟成。滋味深い旨味、透明感のある味わいが魅力です。

カラヴェント オレンジ 2024


2024ヴィンテージからは、マルヴァジーアに地品種フィアーノを加え、ブドウをプレスせず粒ごとアンフォラへ投入する新たなアプローチに挑戦。
ピュアな果実感と華やかなアロマを目指した、もうひとつのカラヴェントです。

庵 備前雄町 無濾過特別純米

岡山県倉敷市にある熊野酒造がつくる日本酒「庵」
雄町や朝日など岡山県を代表する米を大切に醸す日本酒ブランド。

今では人気の熊屋酒造「庵」。特別純米酒から始まったブランド立ち上げより10周年となりました。今回、岡山のデニムをイメージした青色のラベルから、ジーンズの革タグをモチーフにしたデザインにリニューアル。

「『庵』ブランドの名刺代わりのお酒になって欲しい」という想いが込められています。雄町の旨味と酸が心地良く、スペアリブなどの肉料理や、魚の煮つけなど濃いめの味付けの料理によく合います。日常の食事を美味しく上げてくれるお酒です。

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