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レポート

今月の新規取り扱い商品【2025年6月】

今月の新規取り扱い商品【2025年6月】

世界20か国以上のワインを取扱うモトックスから今月の新商品をご紹介します。

ソムリエ有資格者のスタッフが実際に試飲したコメントもございますのでぜひご覧ください。

少しだけ熟成が進み、まろやかになった樽リッチ白ワイン【シャトー・ダニース 白】

フランス、ボルドー地方にあるグラーヴ地区で有数のシャトー・シャントグリーヴが造るもう一つのワイン。

彼らが造る白ワインはバトナージュを行うなどのブルゴーニュスタイルを実践しており、フレッシュさと共に心地よい厚みが生まれ、熟成を経ると美しいブリオッシュ香が出てきます。

2016年ヴィンテージは少しだけ熟成が進み、まろやかな口当たりが美しいワインです。

<テイスティングコメント>
レモンやアーモンドなどのリッチなアロマ。ボリュームある口当たりだが、フレッシュな酸も伴いバランスが良い。厚みと旨味の詰まった上質白ワインです。

コスパを徹底的に突き詰めた赤ワイン【シャトー・ラモット・ヴァンサン レゼルヴ 赤】

コストと品質のバランスが最も良い株密度で栽培し、醗酵前に低温浸漬により香りを抽出。

色素やタンニンの均一さを狙ったデレスタージュ(醗酵途中にタンク内の果汁を別の容器に移し替えて一定時間静置し、果皮や種を空気に触れさせた後に果汁をタンクに戻す工程)を実施。

亜硫酸の使用は最小限に留めるなど、この値段では考えられないテクニックが随所に隠れた逸品です。
ギド・アシェット2024年最高評価獲得。

<テイスティングコメント>
完熟したブラックチェリーや黒カシスの果実味が印象的。リッチで滑らかなタンニンが若くから表現されており、高い品質を楽しめる素晴らしい味わいのワインです。

イタリア ピエモンテのテロワールを表現したグラッパの生産者「マローロ」より新アイテム2種類

ピエモンテ州にある1977年設立の小さな蒸留所「マローロ」。

趣味で始めたグラッパ造りが、やがて世界を魅了する高品質なグラッパを生み出しました。グラッパ界に革新を起こし、イタリア初の単一畑グラッパを蒸留した生産者です。

「カンヌビ」とはイタリアのバローロ地区にある、最も歴史のある畑。そのカンヌビ産のブドウの搾りかすを厳選して造られました。シェリー樽熟成のグラッパはマローロの絶え間ない研究により生み出された、他にはない特徴を持つ少量生産の逸品です。

<テイスティングコメント>
MGA(バローロの追加地理言及のこと)カンヌビ産の搾りかすを厳選。果実のアロマにバルサミコやスパイスが溶け込み、白ワイン樽熟成による繊細な香りが加わった、豪華で持続性のあるボディが特徴のグラッパです。

<テイスティングコメント>
シェリーカスクが生む感動的な味わいの10年熟成のグラッパ。シルクのような口当たりに包まれ、ドライフルーツやスパイス、赤い果実の香りが際立ちます。

カジュアルなのに本格派な南アフリカ産「クライン・オランジェリー」シリーズに【ヴィオニエ】が登場

南アフリカ独自の生態系をテラリウムのようにボトルに詰め込んだ、醸造家の想いが詰まったブランド「クライン・オランジェリー」。

野生酵母を使用し、無清澄で造るナチュラルなワイン造りを行っています。
新発売となるヴィオニエは香り高く爽やかなタイプの白ワインです。

<テイスティングコメント>
熟した柑橘や白い花のアロマにアプリコットや白コショウのニュアンス。フレッシュな酸に蜂蜜のようなテクスチャーが続き、仄かな苦味がワインの余韻を引き締めます。

アルゼンチンのテロワールを最大限に引き出した【ルハン・デ・クージョ】

アルゼンチンの名門ワイナリー「アルトス・ラス・オルミガス」。

“テロワール・マルベック”をテーマに土地の個性を最大限に引き出した様々なマルベックを生み出してきました。

メンドーサの伝統産地「ルハン・デ・クージョ」は2012年に開墾された自社畑で栽培されており、この地域で20年以上にわたる研究と努力の成果として、新しいながらも伝統を感じさせるスタイルに仕上がっています。

<テイスティングコメント>
プラムやカシス、ホワイトペッパーやユーカリなどの複雑なアロマ。力強さと骨格があり、爽やかな酸味とジューシーな赤果実にほのかなミネラルと長い余韻が全体のバランスを引き締めます。

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