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徹底検証!ロゼワインに合う料理はコレ!

徹底検証!ロゼワインに合う料理はコレ!

日本では消費量がワイン全体の1%にも満たないロゼワインですが、実は世界ではもっと人気が高いのです。『ロゼは甘口』『ロゼは中途半端』など、誤解も多いロゼワイン。ロゼワインは食事と相性がいい!ということを実証しました。

ソムリエ有資格者が徹底検証しました

『ロゼって正直どうなの?』料理と合わせてみて検証しよう!そんな私たちは今回イタリア料理で食べ合わせ検証をおこない、「ロゼは食事との相性が良い!」という事を実証してみました。結果は如何に…。

なんにでも合う!オールマイティな万能選手 ピノ・グリージョ ブラッシュ

<参考検証料理> 鯖の軽いスモーク

<ソムリエ推しポイント>
スッキリ爽快でキレイな酸味 、軽快だけど柔らかさのある果実味 、どの料理にも寄り添う親しみやすさ。難しい青魚とでも、臭みが出ない。間違いなく今回のMVP!
青魚はシェリービネガーの下味つけるとロゼワインとよく合い、ハーブのようなフレッシュさが余韻に広がります。

テリーヌとパンに合うロゼワイン ロゼ・ダンジュ

<参考検証料理> フォアグラ テリーヌ

<ソムリエ推しポイント>
やや甘 × やや甘 = 優しさのハーモニー が最高。
フォアグラ テリーヌの滑らかな舌触りとブリオッシュのほんのり優しい甘さは、ロゼの優しい口当たりと上手く調和。ロゼ・ ダンジュはやや甘口な味わいながらも、お料理との相性が良し。 余韻が長く続き、心地の良い癒しのマリアージュに。

パスタに合うロゼワイン フェウド・アランチョ ロザート

<参考検証料理> パスタ・カ・ムディカ(シチーリアのパン粉入りパスタ)

<ソムリエ推しポイント>
海を感じる食材にミネラリックなロゼ。
検証したオイルベースのパスタはシチリア風に作られており、 ドライトマトやイワシ、サクサクのパン粉がアクセントに。魚介やパスタから感じる塩味が、ミネラル豊富なシチリアのロゼワインと相性ぴったりで、満場一致のベストマリアージュ!

お肉に合うロゼワイン キュヴェ・マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ

<参考検証料理> 鴨肉のコンフィ

<ソムリエ推しポイント>
お肉には、果実味しっかり プロヴァンスロゼで。
外はカリッと中のお肉はジューシーで旨みが染み込んだコンフィ。このように脂質の高いメインのお肉料理には、果実味の充実したアルコール感のあるプロヴァンスロゼがおすすめ!食材の旨みを包み込み、より一層引き立ててくれます!

お肉に合うロゼワイン バンドール・ロゼ

<参考検証料理> 前沢牛のミディアムステーキ

<ソムリエ推しポイント>
赤ワインを選びたくなる牛肉のステーキでも、高いレベルのミネラルや酸、アルコール感などで構成されたロゼワインなら素晴らしいペアリングを楽しむことができます。目からは鱗、顔からはほっぺたが落ちるほどの美味しさです!
ポイントはステーキをレア~ミディアムで焼きあげること。肉の断面とワインの色をロゼ色に合わせるイメージで。世界最高峰のロゼワインともいわれる『バンドール』のロゼを選べば間違いありません。
サシの入った和牛は柔らかい食感です。タンニンの少ないロゼワインのさらさらした質感とぜひ楽しんでみましょう。

白身魚のマリネに合うロゼワイン ブルゴーニュ ロゼ

<参考検証料理> 真鯛のマリネ

<ソムリエ推しポイント>
ロゼワインに料理を合わせるときに大切にしたいのは、料理の色とワインの美しいピンク色を合わせることもその一つ。
例えば鯛のお刺身は、色合いも味わいもロゼワインによく合います。
ポイントは魚の臭み消し。塩、白コショウをふったらオリーブオイルとビネガーを使ってマリネに。ディルなどのハーブを和えると一層よく合います。ビネガーの酸味とワインの酸味が同調し、お互いのよいところを引き出すことができます。

いかがでしたか。見た目も華やかなロゼワインは料理の相性もばっちりです。あなたもロゼ、始めてみませんか?

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