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料理に合わせる

アテになる『餃子』のアレンジとおすすめのワイン

アテになる『餃子』のアレンジとおすすめのワイン

餃子はワインのおつまみにぴったり。そんな餃子をアレンジしたら、もっとワインに合うのでは…。餃子をワインに合わせるアレンジ方法とそれにぴったりなワインの選び方をご紹介します。

もう10年近く前のことになりますがパリに初めて餃子専門店ができて、ワインに合わせることが紹介されたのがきっかけで日本でも餃子にワインやシャンパンを合わせるということが小さなブームになったことがありました。当時、いや、今でも好奇心旺盛なモトックスのソムリエでワインと餃子の合わせ方検証を行った時のコンテンツをリメイクしました。

焼き餃子・水餃子に、ロゼのスパークリングワイン

アレンジ餃子の前に、ふつうの餃子のお話です。『焼き餃子』『水餃子』にはロゼのスパークリングワインが良く合います。ソムリエ仲間で餃子を食べながら試した15種類のワインのなかで最も素晴らしかったのがロゼのスパークリングワイン。ほんのりしたロゼのコクがひき肉との相性抜群!ニンニクの甘い風味、ニラなど香味野菜のアクセントをロゼワインの果実味が完璧に引き立ててくれます。ちなみにこのワインは水餃子に合わせてもOKです。

『焼き餃子&水餃子』の作り方はこちら(外部リンク)

海老とセロリの餃子にロゼワイン

海鮮系の餃子の定番のひとつ『海老餃子』にセロリ加えてシャキシャキ感をプラス。ピンクと薄緑色のコントラストでビジュアルも◎。これにロゼワインの軽い果実感を合わせると、味も見た目も美味しい組み合わせになります。海に近い産地のロゼワインを選ぶとかなり高い確率で合います。プロヴァンス産や、イタリアのシチーリア島のものなどがおすすめ。

『海老とセロリの餃子』の作り方はこちら(外部リンク)

パクチーを使った水餃子と、ソーヴィニョン・ブラン

餃子に必ず入れる「香味野菜」にパクチーを使って、水餃子に仕上げたアレンジ。これをソーヴィニヨン・ブラン種の白ワインに合わせます。パクチーの香りを活かすには、香りがより楽しめるように水餃子にするのがおすすめです※焼くと風味が弱くなります。パクチーに似た青草のような香りを楽しめるソーヴィニョン・ブラン種のワインを合わせるとさらに風味が引き立ててくれます。水餃子に限らずパクチーを使った料理にソーヴィニョン・ブランは合いやすいですよ。

『パクチー水餃子』の作り方はこちら(外部リンク)

和風の梅しそ水餃子に、サンジョヴェーゼ

餃子をすこしあっさりさせて、ワインと楽しむアレンジ。これには和食材の『梅』『紫蘇』を使います。鶏挽肉をベースに、ネギ、梅、紫蘇、生姜使ってさっぱりと。隠し味に味噌をきかせて旨味も利かせます。ワインに合わせるときは軽い赤ワインで、味噌の旨味を引き立てるところがポイントです。それと梅の酸味にサンジョヴェーゼの赤ワインを合わせれば完璧です!『和風梅しそ餃子』は焼いても水餃子でも美味。どちらの場合でもサンジョヴェーゼがよく合います。

『和風梅しそ水餃子』の作り方はこちら(外部リンク)

ランブルスコと、イタリアン揚げ餃子

イタリア食材を使った餃子のアレンジ。小さな『カルツォーネ』を餃子で作るようなイメージです。これは赤いスパークリングワイン『ランブルスコ』を合わせるように考えました。合挽肉をベースにドライトマト、チーズ、バジルなどを入れて揚げます。ドライトマトの濃い旨味、肉汁の甘さにランブルスコの果実味、バジルのアクセントを炭酸のシュワシュワが心地よくしてくれます。

『イタリアン揚げ餃子』の作り方はこちら(外部リンク)

濃い赤ワインに、牛肉スパイシー餃子

タネに牛肉を使う餃子です。これはフルボディの赤ワインに合わせるられるアレンジ。タマネギを加えたタネに粒マスタードとブラックペッパーを追加してスパイシーさをプラスしてワインに合うように工夫しています。牛の肉汁とマスタードの甘みにはヨーロッパ産よりも新世界の赤ワインがもつ強い果実味がよく合います。具のスパイス風味に合わせて、ワインもスパイス感のあるシラー種のものがおすすめです。

『牛肉スパイシー餃子』の作り方はこちら(外部リンク)

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