今回のテーマ
夏の暑さ、疲れよりも苛立ちが勝るときがあります。そんな時、心をリフレッシュさせるために欲しくなるのが、爽やかでリラックスできるワインです。夏に飲みたくなるワインは、熱い季節にぴったりの涼やかな味わいと共に、心地よい癒しをもたらしてくれます。疲れを吹き飛ばし、イライラも忘れて、楽しい夏のひとときを過ごしたい―そんな願いを叶える、素敵なワインたちをご紹介します。夏の日差しに負けない、心地よいワインを見つけてみましょう。
去年が気になる方はこちら：【2022年】夏ワイン決定版！夏に飲みたいワインランキング ベスト５
第1位 ベレヌス ヴィーニョ・ウ゛ェルデ
＜選んだ理由＞
最もおすすめなのは、夏限定で発売している『ヴィーニョ・ヴェルデ』！元々微発泡でフレッシュ爽やかな味わいですが、昨年よりも酸味やミネラル感が増し、より夏らしい味わいに仕上がっております。ラベルがリニューアルしてより夏っぽい雰囲気になっています！
あわせて読みたい：９色のワインと『緑ワイン』ヴィーニョ・ヴェルデとは？
＜おすすめの飲み方、シチュエーション＞
仕事を終えて家に帰ってきた直後でも、休日の太陽燦燦な昼間でも、とにかく1杯目に飲んでいただきたいワインです。
冷蔵庫でキンキンに冷やして、温度が上がってしまう前に2、3人でビールのように一気に飲み干してしまいましょう！（笑）
第2位 パーク・ワイン レッド
＜選んだ理由＞
こんなコンセプトの赤ワインがあったなんて、、、なんと、『冷やして飲むことを前提として造られたワイン』なんです！みずみずしく甘酸っぱい味わいに仕上がっていて、まさに“夏に飲みたいワイン”ですね。
このようなスタイルのワインはオーストラリアやNZを中心に『チルド・レッド』と呼ばれており、新たなワインの流行となりつつあります。
今夏はこの新たなスタイルを楽しみましょう！
関連記事：赤ワインを冷やして飲む『チルド・レッド』のやり方。
＜おすすめの飲み方、シチュエーション＞
向き合って飲むというより、ラフに楽しんでいただきたいワインです。複数の友人と談笑をしながら、その雰囲気をつまみに楽しんでいただける味わい。渋みや苦みがほとんどなく、赤ワインが苦手な方でも美味しく飲めるので、パーティーなどにもってこいなアイテムです。
第3位 サン・ブリ
＜選んだ理由＞
ブルゴーニュ産のソーヴィニヨン・ブランを飲んだことありますか？？ブルゴーニュで唯一ソーヴィニヨン・ブランの栽培を許された産地が、この『サン・ブリ』です。
元々夏向きな柑橘系やハーブの特徴を持つソーヴィニヨン・ブランですが、『ミネラル・エモーション』をコンセプトにワイン造りを行う『シャブリジェンヌ』が造るサン・ブリは、ミネラル感たっぷりのソーヴィニヨン・ブランで、暑い日にぴったりな味わいとなっています。
＜おすすめの飲み方、シチュエーション＞
爽やかさもありつつ引き締まったミネラルを感じるこのサン・ブリとは、肉質しっかりで淡白な白身魚（特にお刺身）との相性が抜群です！タコやイカなどの頭足類も良さそうですよ。
第4位 グース・バンプ
＜選んだ理由＞
遅摘みされたブドウから造られるシチリアの濃厚なワイン。是非こちらを冷やして飲んでいただきたいです。
私は初めて体験した時に衝撃を受けました、、、元々赤ワインは13℃前後が推奨されていますが、冷えたグース・バンプを飲めば“ワインを冷やす”ことへの概念が変わります。濃厚な味わいかつタンニン控えめな味わいなので、冷やすことで渋みが強調されることなく、通常より引き締まった果実感を楽しんでいただけます。
＜おすすめの飲み方、シチュエーション＞
白ワインは基本冷やして飲みたいですが、こちらは赤ワインなので、冷えた状態でも温度が上がっても美味しく楽しめることがメリットです。休日の夜、ゆっくりと映画などを鑑賞しつつ、白カビチーズやレーズンなどをつまみながらお楽しみください。
第5位 トリッテンハイマー アポテーケ カビネット
＜選んだ理由＞
甘さを持ちつつ爽やかな酸味を持ち合わせるこのワインは、暑い夏の日でもスッキリと飲むことが出来る甘口ワインです。
元々低めの温度が推奨される甘口ワインですが、その中でも酸味をしっかり感じられますので、レモネードのような感覚で上質な甘さと酸味をお楽しみいただけます！
＜おすすめの飲み方、シチュエーション＞
暑い夏の日、外を歩き回ってへとへとになって帰宅、、、疲れている時こそ、甘いものが欲しくなりますよね。そんな時に飲んでいただきたいのがこのワイン！甘味が疲れた体を癒すとともに、酸味によるリフレッシュ感も得られる、一人二役な優れものです。辛口ワインより日持ちもするので、1週間、毎日帰宅後1杯ずつ楽しむという飲み方もできます。
