バスクチーズケーキ レシピ・作り方
【材料】
・クリームチーズ 400g
・グラニュー糖 100g
・卵 3個
・薄力粉 スプーン大さじ2杯
・バニラエッセンス(好みで適量を)
・生クリーム 250ml
【手順】
・オーブンは250度から275度で余熱しておきましょう
家庭用オーブンの種類にもよりますが、できれば275度で余熱
・型にはクッキングシートを2重にして敷いておきましょう
動画でみると、とても分かりやすいのですが、このケーキ焼成温度がとても高いので紙一枚だと真っ黒になって焦げてしまい、冷やして紙を外すときに大変なんです。 そのため、外側の紙は、焼成時にはボロボロです。内側の2枚目の紙が残っているので、型から外しても大丈夫、ということです。
1.常温に戻したクリームチーズにグラニュー糖を入れてグルグル混ぜます。
バスクチーズケーキ
2.卵は1個ずつ入れて、きちんと混ざってから次の卵を入れましょう。
つぎに、薄力粉をふるいながら加え、お好みでヴァニラ・エッセンス入れます。
さらに混ぜて、生地を茶こしを使って濾していきます。
*少し手間がかかりますが、この工程を入れることでとても滑らかな口当たりになります!
バスクチーズケーキ
3.最後に生クリームを加えて混ぜ、そのあとに、生地を茶こしを使って濾します。 そして、紙を敷いた型にゆっくりと流し入れます。
*また、ひと手間ですが、卵の卵黄を留めているカラザなどを取り除き、ダマになった部分を濾すことで出来上がりを滑らかにするためです。 ゼラチンを使ったりするお菓子でも同じですよね。
< ワンポイント・注意点 >
★生地の上面に黒い焦げ目がつくまで焼き色をつける
275度で余熱していたオーブンで、オーブンの中段よりも、気持ち上段に入れても構いません!我が家のオーブンでは、20分過ぎから25分くらいで 焦げ目がつくことが多いです。30分以上は焼かない方がいいと思います。
*焼きすぎると、ベイクドチーズケーキのようなテクスチャーになってしまうので注意してください。
★オーブンから出して型を揺すると、とろっとしますが、しっかりと焼けているので大丈夫です。
完全に熱が冷めてから、冷蔵庫で最低でも一晩は寝かせてしっかり冷やします。 そもそもバスクチーズケーキは日本でポピュラーなベイクド・チーズケーキと異なり、 口当たりはプリンやムースのようなテクスチャーのお菓子なのです。
★切り分ける時のコツ!ナイフを熱湯で温めてから
冷たいお菓子との温度差ができることでスパッと切れます! 面倒ですが、続けて切る際も温めたナイフで切ることをオススメします。 コップに熱湯をはっておいて、ナイフを温めて水分を拭き取って切りましょう!
【合わせるワイン ボレロ ジュランソン・モワルー】
バスクチーズケーキのほろ苦いキャラメルのような味わいには、濃厚な甘みをすっきりとさせてくれる、酸味が豊富なドメーヌ・コアぺがおすすめです。
自らをワイン職人と言うアンリ・ラモントゥ氏がプティ・マンサンなどの地ブドウを育て生み出した、“ジュランソンの宝石”。
甘口ワインと聞くと、貴腐であるソーテルヌ、自然凍結されたブドウの実だけで造られるアイス・ヴァインなどをイメージされると思いますが、コアペの甘口ワインはピレネー山脈から吹き下ろす風によってブドウの水分を抜く『パスリヤージュ』といわれる製法で作られています。
水分が抜けると糖分が残りますが、このブドウ品種は非常に酸味が豊富なため、酸味はキープされたままです。
また、このワインは熟成していくと、キャラメルやヌガー、完熟したメロンの種周辺の果肉、フルーツ・コンフィのような味が出てきます!甘口ワインはどうも苦手、という方にも、ぜひお試しいただきたいワインです!
★★★ボレロ ジュランソン・モワルーの詳細はこちらから★★★