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レポート

今月のバイヤーおすすめワイン【2026年1月】

今月のバイヤーおすすめワイン【2026年1月】

ワインの仕入れに欠かせない『バイヤー』。モトックスでは各国・地域ごとの担当バイヤーが日々美味しいワインを選び、仕入れています。

今月テイスティングした中で、バイヤーが「これ、いいな!」と思ったものをコメント付きでご紹介します。

ボルドー担当【シャトー・ラモット・ヴァンサン レゼルヴ 赤】

高評価連発!高コスパが注目のワイン。

本場フランスで、どのワインを買うべきかを把握するためにフランス人が参考にする本がギド・アシェットです。
格付けシャトーから無名の小規模生産者まで数多くが評価対象になっています。 

2つ星以上のワインは高評価として皆が注目します。加えて「クド・クール(心打たれるワイン)」という特別賞が与えられたものは注目度が一気に上がります。

1級シャトーは3つ星を獲得することが多いのですが、ラモット・ヴァンサン レゼルヴは"3つ星×クド・クール"を過去受賞。

低価格ながら1級シャトーと並ぶ評価を獲得する実力です。

今回ご紹介するのは同ワインの最新ヴィンテージ。素晴らしい品質で定評の2022年ですので、味は間違いありません。

ぜひお試しください。

日本ワイン担当【甲州テロワール・セレクション 祝 】

山梨を代表する甲州の名門・勝沼醸造が、勝沼のテロワールを純粋に映し出した一本。

“祝(いわい)”という名前は、ブドウの産地そのものに由来します。

甲州の果皮由来のフェノール分がもたらす、上品で心地よいほろ苦さが特徴。

このナチュラルな苦みこそ、グリ系品種である甲州が持つ本来の個性を尊重した造り手のこだわりです。

旨みを引き立て、和食をはじめとする繊細な料理とも絶妙に寄り添い、食事との相性を一段と高めてくれます。

年末年始のお祝いの席はもちろん、様々な特別な瞬間を、“祝”でぜひ彩ってみてください。

イタリア担当「タロ」シリーズ

畑への愛と、南イタリアの海と太陽を感じるワイン。

「タロ」というワイン名は、ワイナリーが位置するイタリア プーリア州 サン・マルツァーノの地域に多い名字です。

自分の庭を手入れするように家族ぐるみで大切にブドウ畑を守ってきた人々への感謝の意をこめて、「タロ」と名付けられました。

プーリアの土着品種で造られており、品種ごとに畑や醸造方法を丁寧に見極めて造られているにも関わらず、非常に良心的な価格なのも嬉しいポイント。

さらに美しいラベルも魅力的で、ラベルの形は波を、模様はブドウの樹を表現しています。

「タロ」のワインを飲めば、サン・マルツァーノの人々の愛情や、プーリアの海や太陽が感じられるようです。

タロ フィアーノ


主に海に近い砂質土壌の畑で栽培されており、フレッシュで美しいアロマや、心地よい酸味とミネラル感があります。

特に前菜や魚介類のパスタ、お魚料理と一緒に楽しむと、気づけばグラスに手が伸びてしまいます。

タロ サリーチェ・サレンティーノ


ネグロアマーロ種とマルヴァジア・ネーラ種をブレンドしたワイン。

果実感とともにスパイス感やほんのりとハーブのような印象もあり、凝縮感とエレガントさを兼ね備えています。

サラミや赤身肉、チーズなどに特におススメです。

タロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア


プリミティーヴォらしい豊満な果実感が口いっぱいに広がり、カカオやバニラのようなニュアンスも感じられる、どこかぬくもりのあるワインです。

濃厚なソースのパスタやお肉料理、ジビエ、熟成チーズなどに特にオススメです。

Craft Sake担当おすすめ 【ムクノカオリ 純米吟醸】

岩手県で最も歴史のある酒蔵「菊の司酒造株式会社」。
「ムクノカオリ」はまるで花束のような日本酒。ボトルも香りも美しい、華々しく彩るお酒です。

2025年夏に販売開始の人気商品。白い花束を抱えた時のように優しい気分になれる、そんなイメージの日本酒です。

ユリやくちなしなどの白い花を想わせる優しい香りがふわりと広がります。

爽やかかつ甘い香りとともに感じられるまろやかな旨みをほんのりとした苦味がキュッと引き締めます。

贈答や手土産、乾杯のお酒としておすすめしたい見た目も味わいも華やかなお酒です。

ミルクチョコとのペアリングが非常に面白く、まろやかなミルクチョコを包み込む、優しく華やかな香り、穏やかなアルコール感が秀逸です。

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