ボージョレ・ヌーヴォの生産者
モトックスでは、『シェルメット社』と『オジュー社』のボージョレ・ヌーヴォを取り扱っています。
今回は、この2社から届いた現地のヴィンテージレポートをもとに、2025年のボージョレ・ヌーヴォの出来についてご紹介いたします。
※新着情報は、随時更新予定
シェルメット社のヴィンテージレポート
7月
初旬の晴天と夏の気温が、ブドウの成長に大きな活力を与えました。好条件下で熟成が進んでおり、暖かさと涼しさのバランスが良好です。
6月
温暖な気候の到来にスムーズに移行し、適正な水分量も維持されました。開花は規則的で有望な形で進みました。
5月
晴天と降雨が交互に訪れ、この自然のリズムにより樹は温暖さ・涼しさ・湿度の良好なバランスの中で生育を続けました。生育サイクルはやや遅れ気味で、ゆっくりとした高品質な成熟が期待されました。
4月
春の雨と晴天が交互に訪れ、十分な水分がもたらされました。温暖な環境の中で生育が始まり、調和のとれた発育の基盤が築かれました。
3月
穏やかな冬の気候、冷涼かつ湿潤でした。徐々に萌芽が始まり、生育サイクルが長くなる兆しを示しました。これはワインに繊細さやバランスの良さを期待させる要因でした。
2月
穏やかな冬、低温と降雪が見られました。十分な土壌水分の下で休眠期を過ごし、ブドウ樹の健全な再生に適した状況でした。
シェルメット社のボージョレ・ヌーヴォ
メイヤール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン誌)でボージョレ生産者史上初2つ星を獲得!
オジュー社のヴィンテージレポート
8月
8月上旬に10日間の熱波が発生しました。南向きの区画など日照の強い畑では特に果粒の萎縮が見られ、収穫量減につながりました。
8月17日に気温が下がったことで収まりをみせ、20日の降雨によりブドウ樹の水分状態が回復し、果皮に張りが戻りました。
現在の樹は健全で、果実は健康的に維持されています。収穫直前の涼しい夜間とわずかな湿度が、アロマとフェノール両面での成熟を後押ししました。
収穫は例年より早く、長期平均に比べて約1週間、2024年に比べ2週間早くなりました。
収穫初日には雨があったものの、9月2日以降はより安定した気候に戻りました。
7月
この春は昨年と同様の降雨量でした。「デジャヴュ(既視感)」を覚えるような気候で、過去20年間の平均を上回る雨が降りました。
ボジョレーのブドウ畑全体に均等に降ったわけではなく、地域によって差があったため、場所によっては多くの雨に見舞われました。
しかし、5月と6月は昨年よりも好条件で、雨の降らなかった日が昨年より多く、特に開花の終わり頃には日照にも恵まれました。
最後の数週間には嵐があり、ジュリエナスやサンタムール地域では雹(ひょう)が降ったので、収量に影響が出る見込みです。
現在、果房にヴェレゾン(色づき・成熟の始まり)が始まっており、あと3週間ほどで完了する見通しです。ブドウは夏の終わりまで熟していき、特に問題がなければ収穫は8月末に始まる予定です。
すでに収穫の準備に取りかかっており、設備の点検・整備を終え、各醸造所で整理整頓及び清掃を進めています。
オジュー社のボージョレ・ヌーヴォ
【PET】=ペットボトル
ボージョレ・ヌーヴォのご予約・購入について
2025年のボージョレ・ヌーヴォはモトックスのオンラインショップ「UNCORK(アンコルク)」でご予約可能です。
※取り扱いのない商品もございます。あらかじめご了承ください。
お届けに関するスケジュールは「UNCORK(アンコルク)」の販売ページをご確認ください。