1. Home
  2. Column
  3. ロゼワインができるまで
ワインのキホン

ロゼワインができるまで

ロゼワインができるまで

ブドウからロゼワインができるまでのプロセスを、見てみましょう!

美しいバラ色が特徴のロゼワイン。
バラ色と言っても、淡いピンク色のものから
オレンジや赤色に近いもの、紫がかったものなど
その色調はさまざまです。

この美しいロゼ色は、
どのようにして出しているのでしょう?
白ワインと赤ワインを混ぜている!???

ロゼワインには、
造り方がいつくかあります。
これから、美しい色の秘密を
詳しく見ていきましょう!

造り方は、大きく分けて4つ。

①セニエ法
原料:黒ブドウ
赤ワインの造り方に似ている

②直接圧搾法
原料:黒ブドウ
白ワインの造り方に似ている

③混醸法
原料:黒ブドウ&白ブドウ
赤ワインの造り方に似ている

④ブレンド法
原料:黒ブドウ&白ブドウ
白ワインに赤ワインをブレンド

ブドウの収穫から破砕までは
白ワインや赤ワインと造り方は同じです。

ワインを造るための準備

【収穫:ブドウを収穫する】
ブドウが収穫の時期を迎えたら、健全で完熟したブドウのみを収穫します。
手でひとつひとつ収穫するものもあれば、機械で収穫するものもあります。

【選果:房、粒の選別】
収穫したブドウの中から、実が完全に熟していないものや腐敗したものを取り除きます。

【除梗:果梗を取り除く】
ブドウの茎など、ワインの風味の妨げになるものを取り除きます。

【破砕:果粒をつぶす】
ブドウの果汁を搾りやすくするために、果粒をつぶします。(果粒がつぶれた状態を「マスト」と呼びます)

ブドウからお酒へ

ここからは、それぞれ造り方が異なります。
まずは、セニエ法からご紹介しましょう。

<セニエ法> 原料:黒ブドウ(赤ワイン用のブドウは、「赤ブドウ」ではなく「黒ブドウ」と呼びます。)
もっとも一般的なロゼワインの造り方です。
醗酵中にワインが、ピンク色に色付いたところで果汁を取り出します。赤ワインの造り方に似ています。

【黒ブドウをアルコール醗酵】
皮がついたままの黒ブドウをタンクに入れると、醗酵が始まります。

【浸漬:マセラシオン、果汁の抜き取り】
黒ブドウの皮から、赤い色素が果汁に溶け出します。

軽く色づいたら、果汁をタンクから抜き取ります。

【果汁のみを醗酵】
抜き取った果汁のみを、引き続き醗酵させます。

ブドウの皮が付いたまま醗酵させるため、赤色色素の多いブドウでは、わずか1日漬けておくだけでも真っ赤になってしまいますので
果汁を抜くタイミングが重要です。

次は直接圧搾法です。

<直接圧搾法> 原料:黒ブドウ
黒ブドウをプレスし、果汁を搾り出す際に皮や種から赤い色素を抽出する方法で、白ワインの醸造方法に似ています。
まずは、他の方法と同様に、収穫された黒ブドウを選果・除梗・破砕します。

【圧搾:果汁を搾る】
つぶれた果粒(マスト)から皮や種子を取り除きます。黒ブドウをプレスするとうっすら色付いた果汁が搾りだされます。

【醗酵:アルコール醗酵】
搾ったロゼ色の果汁をタンクに入れると、醗酵が始まります。

プレスの圧力によって色素やタンニンが抽出されるため、セニエ法に比べ、それほど濃い色にはならずタンニンも控えめです。

3つ目は、混醸法です。

<混醸法> 原料:黒ブドウ&白ブドウ
黒ブドウと白ブドウを混ぜた状態で醗酵させる方法を混醸法と言います。
ブドウの種類以外、造り方はセニエ法と同じです。

【黒ブドウをアルコール醗酵】
皮がついたままの黒ブドウと白ブドウをタンクに入れると、醗酵が始まります。

【浸漬:マセラシオン、果汁の抜き取り】
黒ブドウの皮から、赤い色素が果汁に溶け出します。

軽く色づいたら、果汁をタンクから抜き取ります。

【果汁のみを醗酵】
抜き取った果汁のみを引き続き醗酵させ、ロゼワインを造ります。

最後は、ブレンド法です。

<ブレンド法> 原料:黒ブドウ&白ブドウ
白ワインと赤ワインをブレンドして造る方法です。
ロゼワインの造り方と聞いて、この方法が頭に浮かんだ方も少なくないのでは!?

実は、ヨーロッパでは白ワインと赤ワインを混ぜてロゼワインを造ることは、EUの規定で禁止されています。
フランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインのみ、例外としてブレンド法が認められています。

同じロゼワインでも色々な造り方がありますね。

ピンク色の濃淡や味わいの違いもブドウの種類や造り方によって違ってきます。

実はロゼワインは、料理との相性が幅広いワインでいろいろなジャンルの料理と合うのでお勧めです。

桜の季節や、華やかなシーン、女子会やプレゼントにもおすすめ。
ぜひ、この色合いの美しさと美味しさを一緒にお楽しみください。

一覧に戻る