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レポート

2026年 イタリアの新酒『ノヴェッロ』ヴィンテージ情報

2026年 イタリアの新酒『ノヴェッロ』ヴィンテージ情報

モトックスが毎年輸入している、『ノヴェッロ』のヴィンテージ情報です。
2026年のブドウ生育状況から、ワインの出来まで最新情報をプーリア州南部のサレント地方からレポートします。

ノヴェッロ(Novello)とは?

その年に収穫されたブドウを使い、イタリア各地でつくられる個性豊かな新酒ワインのことです。
正確にはヴィーノ・ノヴェッロ(Vino Novello)といいます。

熟成させずに飲むワインの新酒は、果実味が豊かでとても新鮮な味わい、飲みやすい口当たり。日本にも航空便で輸入されるので、秋の解禁と同時に楽しむことができます。

プーリア州の位置

ノヴェッロのレポートをお届けするのは、南イタリア(ブーツに例えるならかかとの部分)に位置するプーリア州のコンティゼッカ社のもの。

現地の特産ブドウ、プリミティーヴォネグロアマーロを使ってノヴェッロを造っています。

ブドウの育成状況(最新情報)

8月(8/27更新)

コンティ・ゼッカの位置するプーリア州サレント半島では、7月末から8月にかけて熱波の影響を受けることはなく、雨の少ない安定した天候が続きました。気温も平年並みに推移しており、直近ではこの時期らしい夏の雷雨にも恵まれています。長く続いた乾燥を和らげるとともに、ブドウにとって貴重な水分をもたらしました。

ブドウの成熟は順調で、近年に比べややゆっくりとしたペースで進んでいます。現在のところ、プリミティーヴォの収穫は8月末頃、ネグロアマーロは9月15日以降を予定しています。

プリミティーヴォ

プリミティーヴォ / 7月には少し緑かかった果粒がありましたが、完全に色づきました。

ネグロアマーロ

ネグロアマーロ / 7月との違いは、こちらの方が顕著。

7月(7/27更新)

2026年のプーリア州サレント地方は、冬は例年通りの気候で前年よりやや低めの気温で推移しました。冬の終わりまでに充分な雨が降ったことで、土壌には豊かな水分が蓄えられました。 

春は理想的な天候に恵まれ、気温も平年並み。
ブドウの樹は健やかに成長し、畑全体で良好な状態を維持することができました。 

6月から7月初旬にかけては、6月初めに一時的な雨があったものの、全体として安定した好天が続きました。この時期の気温は前年よりやや低く、日中は33〜34℃、夜間は19〜20℃と昼夜の寒暖差にも恵まれたため、ブドウの健全な生育に適した環境となりました。 

7月中旬からは日中の気温が38℃前後まで上がり、湿度の高い期間が続いたため、ブドウや葉を強い日差しから守る対策を行いました。 これによりブドウはバランスの取れた状態を保つことができました。 

現在、ブドウは収穫に向けて順調に成熟しており、生育状況も良好です。2026年ヴィンテージは、品質の高いブドウの収穫が期待できます。 

プリミティーヴォ / 品種名は、「最初に熟す(primativus)」に由来。すでに色づきは終盤の様子。

ネグロアマーロ / 色づきはまだまばらですが、昨年(2025年)の同時期と比べると早そうです。

イタリア
イタリア

Azienda Agricola Conti Zecca

アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ

Azienda Agricola Conti Zecca

新しいレポートが届きましたら、都度このページに追加していきますのでお楽しみに!

過去のヴィンテージレポート

参考
ジャンシス・ロビンソン、ジュリア・ハーディング、ホセ・ヴィアモーズ/『ワイン用葡萄品種大辞典』/共立出版株式会社/2019年

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